通されたリビングを見て驚きました。シンクに洗い物はたまっているし、洗濯物はソファの隅に山のように重なっているし、部屋自体が乱雑な感じがしたのです。マユちゃんはキャリアウーマンなので、きっと平日は掃除ができないくらい仕事で忙しいのでしょう。
そう思いながら、私たちは夜まで遊園地を満喫しました。
今日は休日。私たちが遊園地に行っているあいだにマユちゃんが部屋を片づけてくれるのかも……なんて期待していたのですが。
朝と同じ状態の散らかし放題のままの部屋を見て言葉を失いました。マユちゃんは今日も一日中仕事で、掃除をする暇もなかったようです。
|
|
私たちは泊まらせてもらう立場なのだから、シュンとマユちゃんにあれこれ言える立場ではないとわかっています。しかし、いくら仕事で忙しいからと言っても、誰かが泊まりにくると事前にわかっている状況であれば、失礼のないようにある程度片づけておくのが常識ではないでしょうか。それなのに散らかったままの部屋に、布団すらなく夫と私は雑魚寝してと言われる始末。
信じられない……。あまりの無礼さに、私は思わず腹が立ってしまった出来事でした。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子