この問題を割り切っているように見える娘からしたら、面倒くさい気持ちはよく分かります。でも、相手のユウちゃんの気持ちもあるので、謝罪を受け入れるよう促しました。
ユウちゃんママはとてもつらそうに見えました。私も同じ立場だったら相手の子に申し訳ないと思うでしょう。
ユウちゃんが話してくれた事情も、女子グループならではの人間関係だと思いました。素直に謝ってくれたことに、私はほっとしました。
ユウちゃんの謝罪を受け入れてから、娘からユウちゃんの話は聞きませんでした。私は気になって、最近ユウちゃんとどうしているか聞いてみました。
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娘のサヤは、ユウちゃんへの対応を変えていないようです。ユウちゃんママとしては、娘のことが心配なのでしょう。メッセージを送られても……という気持ちもありますが、娘が心配な気持ちはよく分かります。
サヤの言い分も、分かる気がしました。でも、1人でいるユウちゃんの気持ちも考えてしまいます。それに、ユウちゃんは素直に謝ってくれたのです。
娘の主張はわかりますが、少しヘリクツのように思えました。謝ってきた相手を許せる子になってほしい……。母として、そう感じました。
裏切り。サヤの言葉はおおげさな気もしましたが、それだけサヤにとってつらい経験だったのでしょう。
娘はキッパリ言います。ユウちゃんとユウちゃんママからの謝罪を受けて、娘はその場では謝罪を受け入れていました。けれど「許しはするけど、もう仲良くはできない」と思っているようで、ユウちゃんが孤立している状況は変わっていないようです。娘の気持ちもとてもよく分かりますが、ユウちゃんママのわが子を思う気持ちを考えると、胸が痛みます。私は娘の気持ちを優先した方がいいのでしょうか。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・林檎りん 編集・塚田萌