上方落語家の桂ざこばさんが12日、12日、喘息のため亡くなった。76歳だった。同日、所属していた米朝事務所が報道各社に公表した。同社は「弊社所属 桂ざこば(本名・関口弘)が、喘息のため6月12日(水)午前3時14分、自宅にて息を引き取りました」と明らかにした。
【写真】4月には桂そうばたちの襲名会見で会場をわかせていた桂ざこば 昨年12月の坂田利夫さん、今年の5月のキダ・タローさん、今くるよさんに続く、関西芸能界「重鎮」「大御所」の訃報となった。
昨年5月には上岡龍太郎さん、8月には桑原和男さん、10月には財津一郎さん、今年3月には五代目林家小染さんが死去。お笑いやコメディーの分野だけではなく、昨年10月には谷村新司さん、もんたよしのりさんも亡くなるなど、関西の芸能文化を支えてきた面々が、相次いでこの世を去った。
Xでは「また関西の大御所が」「最近、関西の大御所が旅立ってて寂しいな」「坂田利夫→キダ・タロー→今くるよ→桂ざこばという関西大御所訃報リレーやめてくれ…」「また大御所が…しかもまだ80前じゃないか」など、悲鳴のような声が次々と寄せられている。