米Microsoftは、5月に開催した「Build 2024」において、次世代の「AI PC」の基準となる「Copilot+PC」の定義を発表しました。そして、このCopilot+ PCとして認められたノートパソコンが6月から登場しています。
本記事では、Copilot+ PCに該当する新製品のうち注目の6機種をピックアップ。前編に続き、4〜6機種目の概要を紹介します。
●Copilot+ PC｜Dell XPS 13
4つ目は、デル・テクノロジーズが6月に発売した「XPS 13」です。13.4型ディスプレイとSnapdragon X Eliteを搭載します。RAMは16GB／32GB／64GB、ストレージは512GB／1TB／2TBなどから選択可能。オプションで高輝度かつ広色域の有機ELディスプレイを選べるのもポイントです。直販価格（税込）は24万9980円から。
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同製品では、オンデバイスAIを搭載することで応答性とスピードを向上し、XPSシリーズで最長となるバッテリー駆動時間（約27時間）を実現していることが見逃せません。
●Copilot+ PC｜Acer Swift 14 AI
5つ目は、日本エイサーが6月にCopilot+PC準拠のモデルを追加した「Swift Go 14」です。アスペクト比16:10の14.5型ディスプレイを備えたモデルで、プロセッサーにはインテルのCore Ultra 7または5を搭載。RAMは型番によって16GB／32GBのどちらかを、ストレージは共通して512GBを備えます。型番「SFG14-73-N56Y」の直販価格は20万9800円（税込）です。
同機はマルチコントロールタッチパッドを搭載していることがポイント。タッチパッド面に表示されるアイコンを操作することで、音量調整や曲送りなど、楽曲や動画再生におけるメディアコントロールが行えるようになっています。
●Copilot+ PC｜Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9
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最後は、レノボ・ジャパンが6月に発売した「Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9」です。14.5型の有機ELディスプレイとSnapdragon X Eliteを搭載し、重量約1.28kg、厚さ12.9mmの軽量スリムなボディを実現しています。
ディスプレイのアスペクト比は16:10の縦長で、さらにDCI-P3を100％カバーする広色域でもあり、クリエイティブな用途にも対応可能。大画面を持ち運びたい人ならば魅力的な一台です。
また、4つのDolby Atmos対応スピーカーや、4つのノイズキャンセリングマイク、プライバシーeシャッター対応フルHDカメラなども搭載しているなど、Web会議用途での運用にも適した仕様が備わっていることも見逃せません。
このように、Copilot+PCに準拠する製品が多く発売されており、今後もNPUを強化した同様の製品が多く登場してくることでしょう。画像生成、リアルタイムの翻訳機能など、AIを活用した機能をフル活用していきたい方は、こうしたCopilot+PCも比較検討してみてください。
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