中居正広、プロ野球CS見どころ語る カギは“試合勘”「僕らが3週間空いて、急に生放送本番といわれたらソワソワする」

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2024年10月12日 12:00  ORICON NEWS

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ORICON NEWSの独占取材を受けた中居正広 (C)ORICON NewS inc.
 タレントの中居正広(52)が、11日に配信がスタートしたDAZN『さあCS ここがMAX!〜中居スタジアム〜』でMCを務めている。自他共に認める大の野球ファンである中居が、今シーズンのプロ野球各球団の戦いぶりを振り返りながら、きょう12日に開幕を迎える『クライマックスシリーズ』(CS)の展望を、解説者ととも深堀りしていく同番組。ORICON NEWSでは、この配信のタイミングで中居に独占取材を敢行。中居ならではの視点でのCSの見どころを聞いた。

【番組カット】めちゃくちゃ楽しそう…解説者相手に野球談議に花を咲かせる中居正広

■今年のペナントレースは両リーグとも最後まで見応えがあった

――プロ野球レギュラーシーズンが終わり、セ・リーグは読売ジャイアンツ、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスがペナントを奪還しました。今シーズンのセ、パの戦いぶりを、中居さんはどのようにご覧になっていましたか?

【中居】セ・リーグは、阿部(慎之助)監督が、ジャイアンツでは初の捕手出身の監督だったので注目していました。ジャイアンツに限らず捕手出身の方が監督を務めているチームは、どんな采配を振るうのか。僕は好きで注目しているんです。テレビで観ていても、捕手出身の方の解説が好きなんですよね。僕はジャイアンツが好きなので、「早く捕手出身の人が監督になってほしいな」と思っていて。「どんな戦いをするのかな」と、思いながら見てました。

――なぜ、捕手出身の監督、解説者の方が好きなのですか?
【中居】そもそも捕手の配球が好きなんですね。ピッチャーのコンディションを見ながら「どの球を今日は軸にするのかな」とか、「何イニング目くらいから、その軸となる球を決めるのかな」とか、そういうのを考えるのが好きで(笑)。

――さすが野球に精通していらっしゃいますね。ちなみにパ・リーグはどのようにご覧になっていましたか?

【中居】セ・リーグにも言えるんですけど、(CS出場枠である)3、4位争いが、最後の最後までわからなかったので、見応えがありましたね。パ・リーグは、ソフトバンクが首位を独走でしたけど、3、4位争いが本当に9月に入っても分からなかったので。

――セ・リーグも最後まで分からなかったですね。

【中居】ジャイアンツも、(優勝が)残り3試合、4試合までは分からなかったです。でも、両リーグとも、例年だと9月の頭ぐらいにはAクラス、Bクラスが決ってくる感じだったので、今年は最後まで見応えがありましたね。

■試合勘、目の慣れ、寒さに加え、投手陣の層の厚さがゲームを支配

――そして舞台はCSに移っていきます。CSが現在の形になって20年弱ですが、長年見てきて、中居さんは、CSのカギはどのようなところにあると思いますか?

【中居】2位、3位によるファーストステージは、2勝(先取)なので、どっちが勝つのか本当にわからない。そしてその勝者と優勝チームとの対決は、ちょっと長い(全6戦の4勝先取・優勝チームに1勝のアドバンテージ)ので、ピッチャーがカギになるんじゃないかなと思いますね。2位、3位の対決は2連戦、長くても3連戦なので、ピッチャーが3人いればいいですけども、その次は4枚、あるいは5枚必要になってくる。そうなると、ピッチャーの層の厚さが、ゲームを支配するのかなと思います。それと…。

――それと?

【中居】優勝チームのソフトバンクとジャイアンツは、CSファイナルステージで1勝のアドバンテージはあるんですけど、3週間試合が空いているという“逆アドバンテージ”をどう見るか。この“試合勘”が戻るまでに時間がかかるんじゃないのかなというのは、ちょっと思いますね。

――確かに、試合間隔が空くことによる調整の難しさはありますよね。

【中居】フェニックスリーグなどで調整もしているとはいえ、1軍のあの緊張感とは、全然違うと聞きますね。以前、阪神が優勝した時に、その3週間の間にペナントレースの疲れも考慮しながら、練習や練習試合をずっとデイ(昼間)でやっていて。ところが、本番のCS最終決戦はナイトゲームだったから慣れるのに時間がかかった、みたいな話を聞いたことがあって。
 試合勘もそうですし、目の慣れとか、ちょうど9月から10月って急に冷え込む時期ですよね。急に寒くなると、やっぱり湿気と乾燥が全然違うって聞きます。そういうところは、僕ら素人は分からなかったりするので、面白いなと思います。

――さすがにお詳しいですね。

【中居】いえいえ。でもそういうことを考えていくと、1勝もらえるのがアドバンテージにならないケースもある。もちろん1勝は大きいとは思うんですけども、3週間空くというのが結構大きい。僕らと絶対比較しちゃいけないんですけども、3週間全く本番やってなくて、急に生放送本番と言われると、なんとなくソワソワするような肌感で。全然比較にならないんですけど(笑)。

――この番組では、五十嵐亮太さん、鳥谷敬さん、鶴岡慎也さんという解説者を迎え、両リーグの戦いぶり、そしてCSでの展望を細かくひも解かれます。

【中居】そうですね。この番組ではCSの楽しみ方、注目するところを、ピッチャー出身の五十嵐さん、キャッチャー出身の鶴岡さん、内野手出身の鳥谷さんという、いろんな目線で話していただきます。やっぱりペナントレースと違うのは、短期決戦ということ。そのあたりは僕ら素人にはわからないので、いろいろと教えてもらっています。さまざまな番組でスポーツコーナーはあると思うんですけど、この番組は1時間たっぷりCSについて語っていますので、これを見ると本当にCSを楽しめるんじゃないかなと思います。

――最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

【中居】僕は、野球を通じていろんなことを学べてます。組織に属すること、勝ちに取り組む姿勢みたいなものは、どの仕事のジャンルでも補って学べるところがあるんじゃないかなと思います。(野球を)初めて見る方は、1人でも2人でも、イケメンだとか、好きなタイプの人を見つけるところから、始まってもいいんじゃないかな。いろいろな視点で楽しんでもらえればと思います。

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  • 阿部慎之助が巨人初の捕手監督だったのを初めて知ったわ!確かに村田真一やデーブ大久保や小田じゃ絵にならないもんな!
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