7日に岡山市のシティライトスタジアムで行われたJリーグのJ1昇格プレーオフで、岡山が初昇格を決めた。J2参入から16年。長年応援してきたサポーターは「念願だった。夢みたい」と喜び、岡山駅や付近の商業施設もお祝いムードとなった。
10年以上、クラブを応援しているという30代女性は会場で観戦し「(J1昇格が)こんなにいい景色だと思わなかった」と涙。夫婦で声援を送った20代男性は「先制点が入った時、気付いたら(喜びで)叫んでいた。やっと報われた」と興奮気味に話した。
JR岡山駅では、中央改札付近のサイネージ(電子看板)に「J1昇格おめでとう!」と掲示。駅直結の商業施設「さんすて岡山」では一部店舗で割引などの特別企画を実施。1時間程度で該当商品が売り切れたおみやげ店の金萬堂本舗の店長は「想定以上の売れ行き。もっと用意しておけばよかった」と喜びの声を漏らした。