2024Jリーグアウォーズが10日に開催され、今シーズンのJリーグベストイレブンが発表された。
ヴィッセル神戸が史上6クラブ目となる連覇を成し遂げた今シーズン。そんな“クリムゾンレッドの王者”は、ベストイレブンに最多3名を輩出。最終ラインに君臨したDFマテウス・トゥーレルが初受賞となった一方で、エースとして牽引したFW大迫勇也と、13得点を記録したFW武藤嘉紀はともに3度目の受賞に。また、優勝を争った2位サンフレッチェ広島から、GK大迫敬介とDF佐々木翔が、守備力の大幅向上で飛躍した4位ガンバ大阪からは、その立役者であるDF中谷進之介とFW宇佐美貴史が名を連ねている。一方で初のJ1挑戦で3位に入ったFC町田ゼルビアからは1名も選出がなかった。
その他、2シーズン連続となる得点王に輝いた横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペス、低迷した柏レイソルで気を吐いたMFマテウス・サヴィオもメンバー入り。さらに、鹿島アントラーズから大卒ルーキーながら絶大なインパクトを残したDF濃野公人は、新境地を開拓したFW知念慶とともに選出されている。
■2024シーズン Jリーグベストイレブン
GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)/38試合出場/初受賞
DF濃野公人(鹿島アントラーズ/右サイド)/31試合出場9得点/初受賞
DF中谷進之介(ガンバ大阪)/38試合出場4得点/初受賞
DFマテウス・トゥーレル(ヴィッセル神戸)/36試合出場2得点/初受賞
DF佐々木翔(サンフレッチェ広島)/36試合出場3得点/初受賞
MFマテウス・サヴィオ(柏レイソル/左サイド)/38試合出場9得点/初受賞
FW知念慶(鹿島アントラーズ/MF)/33試合出場3得点/初受賞
FWアンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)/37試合出場24得点/2回目
FW宇佐美貴史(ガンバ大阪)/35試合出場12得点/3回目
FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)/36試合出場11得点/3回目
FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/右サイド)/37試合出場13得点/3回目