ABCテレビ『おはよう朝日です』(月〜金 前5:00 ※関西ローカル)のエレクトーン奏者・リポーターの赤崎夏実(35)(※崎=たつさき)が、27日の生放送をもって同番組を卒業。元同局アナウンサーで現社員・喜多ゆかりさんが駆けつけるサプライズがあった。
【動画】『おは朝』“なっちゃん”赤崎夏実、晴れ姿でエレクトーンのラスト演奏! 『おは朝』のエレクトーンは、「おはよう朝日です。ただいま○時○分です」のアナウンスとともに、関西の朝の名物とも言える存在。赤崎は、2009年9月から担当し、15年にわたり“なっちゃん”として親しまれてきた。共演者・スタッフへ「言葉づかいとか、あいさつ、服装とか、1個1個ちゃんと教えてくれました、しっかり人間として作り上げてもらった感覚があります」と感謝。
「最後のロケ」は、同番組ならで。「この時間にここに来て」と連絡を受けた赤崎がスタジオを訪れると、岩本計介アナが「どうしても最後、思いを伝えたい」キャラクターがいる告げた。
赤崎が「人じゃないの?」とツッコみ、“相棒”ともいえる番組キャラ「おき太くん」かと想像したところ…、「色は一緒なんですけど、なんか様子が違います」と目を見張る展開に。
少し違う「おき太くん」は「(いつもと)いっしょ!」「おき太だよ!」「なっちゃん、やめちゃうの、さみしいよ」と言葉を発し、「おは朝史上初のおき太くんの声」とテロップ。「おき太くん」に喜多さんが化け、バレバレという、カオスなドッキリとなった。
喜多さんは、アナ時代に長く共演した赤崎について「たくさんのチャンスをすべて『おは朝』に注ぎ込んできた。定年を迎えるまで『おは朝』のエレクトーンやると思ってきた。(出産のタイミングで)『ただいま、出産です』…」と、顔マネ・声マネを交えて爆笑トーク。
そして「初めて自分のために決断して、聞いた時、本当に感動して、ようやった!お疲れさま!相手に合わせて動いていたなっちゃんが、全部自分のために一歩踏み出そうと、大人になったって思えて…」と涙がこぼれた。
本物の「おき太くん」も、赤崎に別れ。世界一周へ「ぼくも行く」とジェスチャーしつつ、「なっちゃん、行ってらしゃい!」とエールを送った。
この流れに、視聴者からは「まさか、喜多ゆかりさんが出るとは」「喜多ゆかりアナも出てきて感動」「喜多ゆかりさんが出てきてなっちゃんが泣いた時に私も号泣でした! 」「喜多ゆかりは相変わらず面白過ぎた」「喜多ゆかりがおき太くんの前でうさぎの着ぐるみ脱ぐのはいいんですか?」「この才能を頼むから世に広めて。唯一無二」など、大反響となった。