インフル、警報レベル続く=治療薬1110万人分確保―厚労省
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2025年01月17日 17:31 時事通信社
厚生労働省は17日、全国約5000の定点医療機関から1月12日までの1週間に報告されたインフルエンザの新規感染者数が1機関当たり35.02人だったと発表した。先月から警報の基準(30人)を超えている。
厚労省によると、12日時点で製薬企業や卸売業者は計約1110万人分の抗インフル薬の在庫を確保しており、同省は医療機関などに対して過剰な発注を控えるよう呼び掛けている。
インフルの患者数は、都道府県別では徳島が57.38人で最多。宮崎(57.24人)、高知(56.36人)と続き、東京や大阪などを除く40府県で警報の基準を超えた。前週比では31都府県で増加した。
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