タレントの中居正広と女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたと一部週刊誌が報じたことを受け、ネット上では憶測・デマ情報であふれ、書き込まれたアナウンサーなどが風評被害にあっている。
【写真】中居と共演で根拠のない憶測… デマ被害にあった声優 一連の騒動は一部週刊誌で、中居と女性とのトラブルが報じられた。中居側は、女性とトラブルがあったことを認めた上で、「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です」としている。
フジテレビ関係者についても言及されており、同局は「内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と否定。しかし、フジ・メディア・ホールディングスに対し、米投資ファンドが第三者委員会の設置を求めた。
フジテレビ港浩一社長は、17日に前倒して定例記者会見を行い「視聴者、関係者に多大なご心配をおかけしていること、現在まで説明ができていなかったことについておわび申し上げる」と謝罪。第三者の弁護士を中心とした調査委員会を設け、同社社員の関与の有無などを調べるとしている。
フジテレビ側の対応が不十分だったこともあり、ネット上ではフジテレビ批判が殺到。その中で憶測の情報もあふれ、デマ情報の被害にあった同局の竹俣紅アナウンサーはインスタグラムを更新し「【ネット上で拡散されている画像について】」とつづり、「ネット上で、写っている人物が私である、あるいは、私であるという噂があると拡散されている画像についてですが、写っている人物は私ではありません」ときっぱり否定した。
また、2021年に、中居がMCを務めた番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に出演した声優・高野麻里佳も、根拠のないSNS上でのデマ被害にあっており、「とあるポストを見ました。中居さんは、大御所様へのクイズとして、『ブルーの娘なんて娘?』と発言しました。バラエティとして盛り上げてくださった一言だと私は思います」と当時を語り、「どうか心優しい皆様が、陰湿な印象操作を真に受けず、事実を見極める眼を持っていただけることを望むばかりです」と呼びかけた。