B’z、話題の『紅白』後にファンクラブ会員が2万人増、数十年前のファンも戻る“神サービス”

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2025年01月23日 12:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

昨年の『NHK紅白歌合戦』にサプライズ生出演したB'z(B'z公式インスタグラムより)

「B'zはこれまで年末年始は休みを取っていたため、初出場となった『NHK紅白歌合戦』も事前収録の映像が流れると予想されていましたが、事前に収録したと思われる1曲目を披露した後、会場に現れ、サプライズ的に生でパフォーマンスを披露しました」(音楽ライター)

サービス精神旺盛なファンクラブ

 '24年末の紅白で、会場そしてお茶の間、SNSを熱狂させたB'z。昭和の終わりにデビューした彼らだが、年が明けて令和7年の今、ノリにノっている。

「ファンクラブの会員数が激増しています。紅白放送後の年明けに“1万人増”と報じられていますが、そこからさらに増え、現時点で紅白前から2万人増えているようです」(レコード会社関係者)

 B'zのファンクラブに入会しているファンは、その魅力を次のように話す。

「今の時代のファンクラブって、“チケットを先行で取れます、以上”みたいなところが多いと思います。先行販売に申し込める権利を売っているだけで、そのほかがおざなりというか。もちろんB'zも先行でチケットを取ることができ、それは大きなメリットですが、年3500円というファンクラブ会費としては手頃な価格ながら、入会の記念品や会報はとてもしっかりしたもの。定期的に届く2人のメッセージが入ったグリーティングカードなど、すごくサービス精神旺盛なファンクラブです。最近は電子チケットが主流ですが、ツアー後に形に残るきれいなメモリアルチケットを送ってくれたり」

「手を抜いてない姿を見せる」

 今、B'zのファンクラブに入ると、会員番号は73万台となる。

「現状の会員数が73万人いるわけではなく、延べ人数になります。B'zのファンクラブは一度やめても、“当時”の会員番号で再開できます。長い活動期間なので、ファンも結婚や出産、家庭の事情などで一時ファンクラブを抜ける人も当然います。それらが落ち着いて再入会する人も。些細なことかもしれませんが、“あのころの同じ番号でカムバックできる”ということは、B'zが待っていてくれたようで、ファンにはすごくうれしいことだと思います」(同・B'zファン)

 ボーカルの稲葉浩志(60)は、'08年放送のNHKの番組で、“なぜB'zはこれほど売れるのか”という問いに次のように答えている。

「とにかく手を抜いてない姿を見せるというのがテーマでやってるので、そこが伝わってれば、何らかの結果が出てくるんじゃないかなと思ってますね」

 これまでの紅白において、一部の“大物アーティスト”がそうであったように、B'zも別会場であったり、事前収録の選択をすることもできたはず。制作側のNHKもファンもファンでない人もそれに不満を持つ人は少なかっただろう。しかし、彼らは手を抜かず、そして結果を出した。

 パフォーマンスだけでなく、ファンクラブにも“全力”。ゆえに彼らは令和の今も多くの人の心をつかんでいるのかもしれない。

このニュースに関するつぶやき

  • 金満バンドB'zを支えている肝心の氷河期世代が報われないのはなんとも。
    • イイネ!11
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