メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が、28・29日の2日間にわたり神奈川・横浜アリーナで『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2024-2025「Joker」』ツアーファイナルを開催。全公演のチケットが即日ソールドアウトした全国4会場8公演のツアーを完走した。
【ライブ写真】キュート!タクヤ&マサヒロから肩を抱かれ満面の笑みを浮かべるシューヤ
28日公演では、約3時間で全22曲を披露。本公演では、ツアー初日公演中に足を負傷し、以降の公演は一部演出のみの参加となっていたアロハが全演目出演の復帰を果たした。一方で、タカシが発熱を伴う帯状疱疹と診断され、27日に横浜アリーナ公演欠席が発表されていた。2022年8月に9人体制となってから初めてのタカシ不在のライブとなったが、タカシに向けて8号車(※ファンの総称)を巻き込み熱唱するなど随所で、メンバー愛に満ちた多幸感あふれるステージとなった。
未発表曲「POKER FACE」をはじめ「Spicy」「Typhoon」などのダンスナンバーから、コミカルでキャッチーな「AwA AwA」「ジュブナイラー」といった8号車とのコール&レスポンスが魅力の楽曲を次々と披露。「Love Song」では、ハルがタカシの自己紹介ポーズ“やでポーズ”を決める場面も。さらに「全員で歌ってタカシくんに届けよう」というシューヤの掛け声で8号車が大熱唱し、タカシへ愛を届けた。
最後のMCでは、シューヤが「ずっと(メインダンサー&バックボーカルという)形が変わらぬように守ってきたタカシくんを本当に尊敬します」と相方であるタカシへの想いを明かし、アロハは「これからもっともっと進化していくので、ついてきてください」と力を込めた。さらにリョウガは、本番前にタカシから送られた「無理せずに頑張って」というメッセージにかけ「肩の力をもっと抜いて、無理せんと生きていきましょう」と呼びかけた。
【最後のあいさつほぼ全文】
■シューヤ
本日は、ご乗車いただきありがとうございました。
(観客からの鳴り止まない拍手)
(涙ぐみながら、照れて)やめてくれー!
その優しさがくるんだよね。でも、ありがとうございます。
タカシくんが出られないということがきのう最終決定となり、本日を迎えました。超特急に加入した時に言った(「タカシくんを支えたい」という)言葉が、少しでも叶えられたんじゃないかなと思っています。
ボーカル2人の時代があって、そして(タカシくんが)1人で背負ってきてくれた時代があって。初めて1人でステージで歌ったんですが、大丈夫だと思っていても、どこか穴があって、それでもきょうここまで歌ってこられてホッとしている自分がいます。それもメンバーからのちょっとした言葉だったり、いつもは目が合わないところでアイコンタクトしてくれたり、8号車も僕の応援してくれていたりとか、そういったことできょう乗り越えられたと思います。
2人から1人って辛いですね。ずっと(メインダンサー&バックボーカルという)形が変わらぬように守ってきたタカシくんを本当に尊敬しますし、心からありがとうという気持ちで、本日は歌わせていただきました。
公演はあしたまで続きます。メンバー全員、そして8号車みんなの力がこの公演を最後まで、成功に導いてくれると思います。ぜひあしたもメンバーそして僕に力を貸してくれると嬉しいです。本日はありがとうございました。
■カイ
皆さま、本日はご乗車いただきありがとうございました。
本番前にタカシから「無理せんと頑張ってね」と、タカシらしいメッセージがきました。タカシもここに気持ちを送ってくれているし、僕たちも8号車のみなさんもタカシにパワーを送っていると思いますが、きょうは楽しんでいただけましたか?
(観客:大きな拍手)
ありがとうございます。楽しい時間でしたし、このJokerというツアーは9人全員でできた公演回数がすごく少ないので、そこが心残りといいますか。もちろん9人でできるのがベストなので、できるものなら最大限で見せたかったです。でも今までの超特急だったら、きっと今回のような状況の時は、ライブが延期になったり中止になったり、という選択を取っていたのですが、今回ライブができるというのは、きっとタカシともう1人のボーカルのシューヤが必死に全力で走ってきてくれたからだと思います。
(シューヤに身体を向け)きょうよかったね。
細かい歌の技術とかは、僕はダンサーなのでわからないけれど、上手い・下手とかではなく、僕たちから8号車へきょうは人数としては8人でしたが、心は“9人”でいかに気持ちを伝えるかというのがライブだと思うんです。きょうはいつにも増してシューヤも、復活したアロハもそして僕たち超特急が、気持ちを届けられたライブだったのではないかと思っています。きょうという日を乗り越えた超特急そして8号車のみんなは、強くなれるなと思ったし、これから先もっともっと会場のデカいところへ連れていくので待っていてほしいです。
■マサヒロ
本日はご乗車いただきありがとうございます。
アンコールでトロッコに乗ったのですが、タカシくんファンの方がすごく笑顔で手を振ってくれて、楽しそうな姿が見れただけで、8人でしたがライブをしてよかったなと思いました。早く9人でパフォーマンスする姿を見せたいです。が、まずは本日乗車してくださったタカシくんファンの皆さん本当にありがとうございました。
そしてきょう、シューヤは1人でボーカルを背負ってくれました。僕たちは普段8号車の皆さんに努力する姿をみせることが少ないと思いますが、僕はシューヤと一緒にいる時間が一番長いので、旅行に行った飛行機でも動画を見て歌の練習したり、俺が寝たいのに振りの確認してきたり、クソ真面目なところを知っています。チャラチャラ担当と言っていますが、一番真面目だと思ってます。それくらい熱心な姿を身近で見ているので、その姿がきょう8号車にも伝わったんじゃないかと思います。今一度シューヤに大きな拍手をお願いします。
■タクヤ
横浜アリーナにご乗車の皆さん、ありがとうございました。
「Love Song」という楽曲の2番にタカシと一緒にポーズをした後に、移動してカメラに向けてアクティングをするという場面があるのですが、隣にいるはずがずっと不在だったアロハがきょうはいて。でもタカシがいなくて、どっちも寂しかったんですが、今度9人でこの曲をパフォーマンスした時に、僕の中で特別なものになるなと思ったし、状況や気持ちはどうであれ、絶対にこうしてステージに立つことには意味があると思っています。とにかく特別なものになると思いながらパフォーマンスしていて、自分の中で楽しかったなと思い出がいっぱいあります。ちょっとよくわからなくなったけど、きょうはありがとうございました。
■ユーキ
本日はご乗車いただきありがとうございました。
とにかくライブに来てくださった8号車のみなさまが笑顔で帰っていただけるように、色々と調整などしてきました。僕自身は、10年少しやってきて、ずっと誰かしらが欠けていたライブは人生初めてでした。そういった意味でも、Jokerというライブは今までになかったものになったなと思いながら、個人的にはどこかでリベンジしたいなという気持ちがあります。9人そろって超特急だし、完成形をみせたかったなという悔しさが僕の中で残ってしまうなと思いました。またここにいらっしゃった8号車のみなさん、ここにいない8号車のみなさんも一緒に、このJokerというライブを楽しめたらいいなと、個人の野望ですが思っています。
そして、僕的には新たに始めたいことがあって。それは、ライブ前に祈願しに行ったりとか、神に…?天に…?神のみぞ知る?天にもすがる?みたいなことわざになかったっけ?
(リョウガ:カイ助けて…)
(カイ:混ざりすぎてて、わかんないよ…言葉のキメラが生まれてるよ…)
(笑いながら)言葉が出ないんですが、ここまで色々あることはなかなか無いからこそ、超特急のみんなで一つに想いを込めて、神社などに行くのは大事だと思いました。みなさんありがとうございました。
■アロハ
本日はご乗車いただきありがとうございます。
ご心配をおかけいたしました。きょう久々に復帰して、メンバーと一緒にステージに立ったのですが、メンバー全員がライブ中にたくさんアイコンタクトをしてくれたんです。だから、すごく見守ってもらってるんだなと感じました。きょうはタカシくんが出られませんでしたが、タカシくんは僕が出られていない時に、ずっとネイルを僕のカラーにしてくれていたんです。なので、きょうは僕が…(タカシのメンバーカラーである純白のネイルをみせる)。
(観客:大きな拍手)
タカシくんを背負って、1000%の力を出し切れたと思っております。そして、今までJokerに携わってくれたスタッフ・メンバー・8号車のみなさま・僕の足のケアをしてくれたトレーナーさんも本当にありがとうございました。
これからもっともっと進化していくので、ついてきてください。ありがとうございました。
■ハル
本日はご乗車いただき本当にありがとうございます。
わたくしごとですが、きょうなんと熊本からおばあちゃんが来てます。あそこらへんかな。
(会場どよめき)
タカシくんいないの寂しいし、でもアロハくん帰ってきたのうれしいし。いろんな感情がありますが、やっぱり来てくださってる方全員に楽しんでほしいです。ライブって生モノなのでこういったアクシデントもしょうがないし、その一つひとつが思い出にもなるので、僕はこの気持ちを忘れたくないです。みんなで気持ち一つに何かやるのは大事だと思います。これから先も何かはあると思いますが、超特急なら大丈夫なんだろうなと感じました。僕にとってすごく大切な時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。
■リョウガ
(終始、タカシの関西弁を真似しながら)
きょう乗車してくださったみなさん、ほんまありがとうございます。
ほんま、ええデートやったな。だって、ライブはデートやからな。それでいうと、本編のジュブナイラーの間奏の「よこはまー!」のところあるんやけど、急に何も浮かばず頭真っ白になってしもて。
(カイ:純白ね。)
そう、純白。ふとタカシの顔が浮かんで、「タカシといえば動物や!」と思って、「アロマテラピー」って言うて。ほんま、癒やされる。
(一同:大爆笑)
そんでもって、カイも言うてました。ライブ前にタカシから連絡きて、気付かされた。やっぱ俺無理してんやなと思って。みんなもそうなんやで。自分自身も肩の力もっと抜いて、無理せんと生きていきましょう。ありがとうございました。