私は義母に見られないよう、こっそり息子におやつをあげました。義両親は夫をつかまえて世間話に夢中になっています。公園に来たって、長い立ち話になるだけ。私は一刻も早く家へ帰りたいです。義母は夫が相手じゃつまらないのでしょう。
夫はしどろもどろです。返す言葉がないのでしょう。レンは私が義両親を苦手に思っていることに気づいているかもしれません。夫も場を盛り上げるわけでもないから、義両親と会う場では、いつも緊張感が漂っています。そのせいもあって、レンは居心地が悪いのでしょう。
時間が経つほど、義母からの「懐かせるように」という言葉にイラ立ちが募っていきます。レンの素直な気持ちを無視し、自分の理想だけを押しつける義母の態度に、私は怒りがこみ上げてきました。
このままでは、レンの心にも負担をかけてしまうのではないかと不安になってしまうほどです。夫は頼りにならなそうだし、どうすればいいのか悩みます。
|
|
【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・魚師 編集・塚田萌