土曜ドラマ『地震のあとで』#2 鳴海唯 (C)NHK NHKは17日、1995年に発生した阪神淡路大震災の後、作家・村上春樹氏が著した4つの短編を、震災から30年を迎える今年、土曜ドラマ『地震のあとで』(4月5日スタート NHK総合 後10:00〜後10:45)として全4話の連続ドラマ化することを発表。全4話の物語のなかで#2の主演を務める鳴海唯からコメントが到着した。
【写真】土曜ドラマ『地震のあとで』に出演する橋本愛<ほか出演者>■あらすじ
#2『アイロンのある風景』
2011年、茨城。家出して海辺の町に暮らす順子(鳴海)は、流木を集めたき火をするのが趣味の画家、三宅と出会う。順子は、自分と同じくこの町に流れ着いた三宅に惹かれ、いつしかたき火を共にするようになる。3月11日の明け方、たき火の大きな炎を前に、神戸にいた三宅の過去が明かされていく。
■鳴海唯コメント
役柄:2011年。家出した先の鹿島灘に住み着き、そこで出会った彼氏と半同棲中。たき火をする男と共に海辺の夜を過ごす。
「兵庫県で生まれた私にとって、震災は切っても切り離せない出来事で、学校で学び、被災した親族から話を聞いて育ちました。そんな背景もあり、この作品にはいつも以上にご縁を感じています。名もなき人の声に耳を傾け、順子というあの時確かに存在していた、1人の少女の孤独と向き合い続けた数日間でした。劇中では主にたき火のシーンがあり、実際に海辺で撮影したたき火の火は全て本物の火なので、作品の空気感をリアルに感じていただけると思います。皆様にお届けできる日をとても楽しみにしています!」
■キャストなど
【原作】村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』より
【脚本】大江崇允
【音楽】大友良英
【出演】岡田将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市、橋本愛、唐田えりか、北香那、吹越満、泉澤祐希、黒崎煌代、渋川清彦、黒川想矢、木竜麻生、津田寛治 ほか
【制作統括】訓覇圭、樋口俊一、京田光広
【演出】井上剛