太田光、タイタンのオンラインカジノ該当者発覚に言及　名前を公表しない意図も「必ず法的な責任を負って…」【ほぼ全文】

　お笑いコンビ・爆笑問題・太田光が、2日放送のTBS系『サンデー・ジャポン』（前9：54）に出演。1日、所属事業所のタイタンがオンラインカジノ問題について内部調査をしたとし、該当者4人がいることが発覚したと報告したことについて言及した。自らの言葉で、事務所としての判断、該当者に対する対応などを伝えていった。

【画像】オンラインカジノ4人利用…タイタンの謝罪文

　太田は「今、いろんな事務所さんの事件が発覚して、弁護士さんによる内部調査っていうんですか、それをしたところ、4名、過去に割とあやふやな感じで、そういうオンラインカジノをしてしまったかもしれないという人が出たということなんですね。その人たちに関しては、いわゆる更生プログラムっていうか、それと、やっぱり出頭し警察に出頭を促すということを、タイタンとしてしました」と現状を伝えた。

　続けて「名前を公表するしないに関しては、いろんな意見あると思うんですけども。これ外には公表してないんですけど、内部調査は、弁護士とのマンツーマンでやってまして、内部にも公表してないんですよ。だから、我々も誰っていうのを特定してないんですね」と告白。「それでありながらも、取引先、いわゆるそういう人たちとの取引先にはちゃんと説明を行って、協議の上、継続する、しないを判断している」と明かした。

　タイタンは1日、代表取締役太田光代氏からの書面で「この度、オンラインカジノの利用が問題視されていることを受け、当社においても弁護士に対して内部調査(聴取対象者106名)の実施を委託しましたところ、誠に遺憾ながら、当社内部の者の中にオンラインカジノを利用したことがある者(以下、「該当者」といいます。)が4名いることが発覚いたしました」と説明。

　「これまで違法なギャンブルに対する社内教育というものを十分に行わず、それにより該当者が出てしまいましたことに対し、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。続けて「当社としては今回の事態を非常に重く受け止め、三度と同様の不祥事を起こさぬようにするため、今後はコンプライアンス意識の向上を目的として、全ての従業員及びタレントに対して弁護士等の外部の専門家を招いた研修の定期的な受講を義務付けるとともに、自身の行為が法的に問題がないか否かについて気軽に相談できる窓口を設置するなど、再発防止に向けた取組を可及的速やかに行つて参ります」と今後の対応を報告していた。

■太田光のコメントほぼ全文
今、説明の通りなんですけれども、いろんな事務所さんの事件が発覚して、スポーツ界とか。それを受けて、うちでも弁護士さんによる内部調査っていうんですか、それをしたところ、4名、過去に割とあやふやな感じで、そういうオンラインカジノをしてしまったかもしれないという人が出たということなんですね。

その人たちに関しては、いわゆる更生プログラムっていうか、それと、警察に出頭を促すということを、タイタンとしてしました。弁護士による更生プログラムをその人たちには受けてもらう。更正プログラムっていうと、なんかものすごく中毒だったような思うんだけど、いわゆる講習みたいなことだと思いますね。

名前を公表するしないに関しては、いろんな意見あると思うんですけども。外には公表してないんですけど、内部調査は、弁護士とのマンツーマンでやってまして、（タイタン）内部にも公表してないんですよ。だから、我々も誰っていうのを特定してないんですね。だから、それぞれコンビは、なんか、例えば田中がどうだったとか、私がどうだった、それぞれ知らないんです。僕は、田中（のこと）は疑ってますけど（笑）。そういうのがあって。

もうひとつ言っておきたいのは、それでありながらも、取引先、いわゆるそういう人たちとの取引先にはちゃんと説明を行って、協議の上、継続する、しないを判断していると。彼ら（該当者）は外部の弁護士さんを紹介して、警察に出頭して、警察から法的責任を、罪に対してどの程度かっていうのを全部やるという。名前を公表しないってことに関して言うと、うちの社長が全部決めてることなんですけど、これがタイタンのジャッジだということですね。

それに関して言うと、いわゆるコンプライアンス講習の中にオンラインカジノは入れてなかったっていうのが、うちの社長は自分の落ち度だということで責任を感じているということ。それでもうわさが広まって特定されちゃう場合もあるけど、強調しておきたいのは、その特定された人は必ず法的な責任を負って、もう自分なりの（対応を）済ましている人だっていうことは強調しておきたいなと思います。

今後もやっぱコンプラ講習っていうのは、この時代ですから、いろんな犯罪がまた新たに出てくるから、そういうのも含めてやっていくっていうのが、タイタンとしての限界だと思います。それぞれの業界によって、多分ルールはそれぞれ違ってくると思いますけども、うちの社長が決めたジャッジはここだということです。