『劇映画 孤独のグルメ』ファイナル舞台あいさつに登場した松重豊 (C)ORICON NewS inc. 俳優の松重豊(62)が2日、都内で行われた『劇映画 孤独のグルメ』ファイナル舞台あいさつに登場。今後、若手の育成に力を入れていきたいと語った。
【全身ショット】スラリとした姿で…思いを伝えた松重豊
2012年からテレビ東京系で放送されてきた、深夜のグルメドラマ『孤独のグルメ』初の“劇映画”として劇場公開された本作。松重が初めて監督・脚本を手がけ、主演も務めた。主人公の井之頭五郎が究極のスープを求めて世界を巡る姿を描く。
最後の舞台あいさつに立った松重は「多くのお客さんに届き、楽しんでいただけたというのが、時間が経ってからも実感できるのがうれしいです。この作品を愛していただき心から感謝申し上げます。ありがとうございました」とファンへ感謝。
3月1日までの公開51日間で観客動員数69万人、興行収入9.8億円を突破したことが発表されると、目標としていた興行収入10億円突破を目前に笑顔を見せる場面も。また、会場に来ていた若手スタッフたちを急きょステージにあげ、感謝とともに改めて同志として紹介した。
最後には「こういう形で上映は終わりますが、若い人たちがもっと劇場に来て、映画を作ることを夢見てこの業界に入り、次の世代の映画を作っていただきたい。そこに僕はこれからの人生をささげるつもりです。どういう形かは分かりませんが、彼らをサポートする立場に回るつもりですので、そこも含めて今後とも、この作品群を見守っていただきたいと思います」と秘めた思いを語った。