この冬は東日本の太平洋側と西日本で統計史上、最も雨が少なかったことが分かりました。ただ、西日本の日本海側は雨が少なかった一方、2月に冬型の気圧配置の影響を受けやすかったため、降雪量は平年より多かったということです。
気象庁はさきほど、24年12月から25年2月までの冬の天候について発表しました。
それによりますと、低気圧の影響を受けにくかった北日本から東日本の太平洋側と西日本、沖縄・奄美では降水量がかなり少なかったということです。このうち、東日本と西日本の太平洋側では統計史上最少を更新し、西日本の日本海側では1位タイの少雨でした。
また、雪については、日本海側を中心に広い範囲で大雪となりましたが、北日本から東日本の日本海側の冬の降雪量としては平年並みでした。
一方、西日本の日本海側については、2月に冬型の気圧配置の影響を受けやすかったため、平年より降雪量が多かったということです。
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