77歳・泉ピン子、書籍会見で“漫談”&予定オーバーの大暴れ「最後の取材だと思っているでしょう?死なないわよ」 えなりにもチクリ

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2025年03月05日 14:25  ORICON NEWS

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書籍会見で“漫談”&予定オーバーの大暴れをした泉ピン子 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の泉ピン子(77)が5日、都内で行われた書籍『終活やーめた。』(講談社)発売記念会見に出席。冒頭からマイク1本で10分近くにわたって“漫談”のようにひとりで話す“独壇場”で沸かせた。

【動画】泉ピン子、会見でノンストップ毒舌トーク&予定オーバーの大暴れ! 

 ピン子は「めちゃくちゃ眠いです。この前にそばを食べてきたんだけど、歳取ると、食べると眠くなるの(笑)。これが最後の取材だと思っているんでしょう。あたしが死んだ時はこれを使う(笑)。死なないわよ」とニヤリ。「まだ。本当にみなさま亡くなって。若き時にお世話になった方が」と偲びながら「あたし、絶対死んだのバレないようにしている。死んだらおしまい。忘れられちゃう」とかみしめるように語った。

 ピン子節は止まらず「終活やめたの」と本の話になるかと思いきや「『くれくれくれ』って、宝石からバーキンからもらって、それを売って楽したいって人がいるのよ。本当にしつこい人いたね。くれるまでって、ストーカーのように怖くなってやめた、終活は。まぁー死んだら、誰かが片付けるでしょう。バッグをわかんないうちに持っていくやつがいるのよ。その時に、マジックで名前書いとこう(笑)。それくらいやんないとね」と笑わせた。

 さらに「もうさ、だって、親戚にハンカチ1枚やりたくないじゃない。なんで縁故関係調べていくの。私悪いけど、申し訳ないけど、売れてない時、ラーメン1杯ごちそうなってないからね。そんなやつに何をあげたいの!」と熱弁。進行から「すみません、そろそろ書籍の質問を…」と向けられるも「しかしさ、ずっと立っているっていうのもさ!」とツッコミを入れるなど、やりたい放題で沸かせていた。

 その後、質疑応答に移ると、イスに座る流れになるも、スタッフが用意したイスを見つめて「もっとゴージャスなイスかと思っていたら、パイプ椅子(笑)?最高!」といたずらっぽい笑み。書籍の内容について質問を受けると、昨今の状況にも触れ「私たちの時は、台本で叩かれたり、パワハラやられたのに、今はダメ?(やさしい口調で)『このアングルだとよくないよ』って言うの?パワハラはよくないわよ。注意したのがいじめなのか、その人を育てようとして思ったことなのか」と呼びかけた。

 若者へのエールを求められた際には「簡単に稼げるお金はない。汗水垂らして稼がないとダメ。安易にお金を稼げるっていうのが怖い。最後の人生、死ぬ時になって、子どもができ、孫ができ、その時によかったなって言える人生。今の若い子はわかんないだろうね」とかみしめるように話していた。「今は、若い子を飲みに誘えないんだってね。まぁ、誰も来ないからいいか(笑)。コロナ終わって、家まで来てくれたの、北川景子とDAIGOだけだった。やさしいわね、北川景子さん。子ども見せてないからって、やさしいわね」と語った。

 さらに、ピン子節は止まることなく、自身の不調を踏まえて「えなりかずきさまのことで私も心を痛めていたんだと思います。同じテレビやっていた人間が悪口言ったらいけない。私は1年かかりましたね」と毒づいていた。

 話が白熱し、予定時間の30分をオーバーして、1時間近くにも及ぶと、テレビカメラがテープチェンジを行うことに。そこから、ピン子が取材に来ている媒体を確認し始めると、フジテレビのクルーを発見して「頑張んなさいよ!手紙来てたわよ。知り合い多いんだから。フジも大変らしいわね。たったひとりの人間がちゃんとして生きていかないといけないってことね。私たちみたいな仕事をしていると…」とサービス精神たっぷりに話をしていた。

 同書では終活よりも、「ピンチをチャンスに変える活動」ピン活にスポットを当てる。漫談家でデビュー、キャバレーを渡り歩いた20代、父のがん、橋田壽賀子さんの死、50歳での何億もの借金、スキャンダル報道に大バッシング、まさかの栄養失調…。そんなピンチをチャンスに転じてきた行動とは。ピン子の格言「ピン喝」、熱海の生活や買い集めてきたブランド品も大紹介する。


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