関東は明日9日明け方にかけて雪 九州は16日以降かなりの低温の可能性 2週間天気

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2025年03月08日 17:07  日本気象協会

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日本気象協会

関東は明日9日明け方にかけて雪 九州は16日以降かなりの低温の可能性 2週間天気

関東では、明日9日明け方にかけて雨が降り、箱根から多摩地方や秩父地方、北部の山沿いを中心に雪になるでしょう。山沿いや山地を中心に、平地でも大雪となる所がある見込みです。この先、春らしく寒暖の差が大きいでしょう。12日から13日は、広く雨が降りやすいですが、寒さはなさそうです。寒くないどころか、東京都心の13日の最高気温は20℃を超える予想です。16日から20日頃は、九州北部地方や九州南部で、3月中旬としては、かなりの低温になる可能性があります。



●関東は明日9日明け方にかけて雪 東京都心は積雪1〜3センチ予想も


明日9日明け方にかけて、気圧の谷が関東付近を通過する見込みです。上空1500メートル付近で、マイナス6℃以下の寒気が流れ込んでいます。当初の予想より寒気が強まっています。
静岡県では、今日8日夜にかけて雨や雪が降り、山地では積雪となる所がある見込みです。関東では、明日9日明け方にかけて雨が降り、箱根から多摩地方や秩父地方、北部の山沿いを中心に雪になるでしょう。山沿いや山地を中心に、平地でも大雪となる所がある見込みです。予想より地上気温が低くなった場合や、降水量が多くなった場合には、山沿いや山地を中心に警報級の大雪となる可能性があります。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒してください。ビニールハウスの倒壊、架線や電線、樹木への着雪に注意してください。

寒気の強さが予想より強まっている現状を考慮した予想では、東京都心でも積雪1〜3センチを予想しています。
福島県でも、今日8日夜遅くから雪が降り出し、明日9日明け方にかけて雪の量が多くなる可能性があります。


●明日9日日中は天気回復 気温が上がる周期に


明日9日の日中は、関東なども天気は回復し、日差しが届く所が多いでしょう。

ここ最近は春らしく、およそ1週間ごとに、気温が上がる周期と下がる周期を繰り返しています。関東の雪のあとは、気温が上がる周期です。


●10日〜15日 天気は短い周期で変化 気温上昇 東京都心20℃超予想も


天気も春らしく短い周期で変わります。

10日は、本州付近は移動性の高気圧に覆われて、広く春うららな天気になるでしょう。
11日には、高気圧は中心を日本の東に移す見込みです。高気圧の縁を回って南から暖かい空気が流れ込み、気温は高めですが、天気は下り坂に向かいます。九州から関東を中心に雨が降り出す所があるでしょう。雪の心配はなく雨です。
12日から13日にかけて、低気圧や前線の通過で、広く雨が降りやすいでしょう。気温は高めで、13日の東京都心の最高気温は20℃を超える予想です。
雨は、本降りとまではならない地域もあり、曇り空で経過することもありそうです。その一方で、雨マークがついていない地域でも雨が降る可能性があります。北海道では湿った雪になるでしょう。

14日は、本州付近は高気圧に覆われて、広く日差しが届く見込みです。この晴れも長くは続かず、気温は下がる周期に入っていきます。
15日には、西から低気圧や前線が進んできて、九州から東海を中心に雨が降り出すでしょう。


●16日〜21日 九州北部地方や九州南部かなりの低温になる可能性


16日からの1週間も、天気は短い周期で変わるでしょう。

この1週間の前半は、低気圧が日本海を発達しながら北東へ進む可能性があります。この場合は、広く雨が降るばかりか、雨や風が強まるでしょう。
この雨のあとは、西日本を中心に西高東低の気圧配置になる見込みです。この期間の中頃にかけての気温は、予想ほど高くならないかもしれません。九州北部地方や九州南部では、寒気の影響を受けやすく、3月中旬としては、かなりの低温になる可能性が高まってきています。関東付近でも、雪が降るくらい寒くなることがあるかもしれません。

どの程度かは、まだわからないものの、この先も寒暖の差があるといえるでしょう。気温の変化で体調を崩さないようお気をつけください。



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