三笠宮家の長女・彬子さまが「彬子女王のオールナイトニッポンPremium」担当　皇室50年ぶり

三笠宮家の長女、彬子さま（43）が、4月放送のニッポン放送開局70周年特別番組「彬子女王のオールナイトニッポンPremium」を担当することになり12日、同局から発表された。放送日時は未定。

皇室の同番組出演は、1975年に彬子さまの父で「ヒゲの殿下」の愛称で知られた三笠宮寛仁親王以来50年ぶり。女性皇族として初めて海外で博士号を取得し、著書「赤と青のガウン　オックスフォード留学記」が30万部以上のベストセラーになっている彬子さまが、パーソナリティーとして、ご自身の言葉でこれまでの人生を語っていく特別プログラムとなる。

ゲストは、彬子さまと関係の深い歌舞伎俳優中村勘九郎と、落語家立川志の八が出演。歌舞伎、落語、そして彬子さまのご専攻である「日本美術」など、日本が誇る「文化」をテーマに熱く深いトークを繰り広げていく。

この日、同局で定例会見を行った檜原麻希社長は「開局70周年なので、純粋にオファーしてみようと思ったら成功し、うれしく思っています」。「ざっくばらんなご性格で、お若いのに海外の生活の基盤があったり、感性豊かな方」とトークへの期待を語り、「ロイヤルファミリーをお迎えしてのオールナイトニッポンはしょっちゅうあることではない。じかに声を聞ける機会はなかなかない。滞りなく番組ができたら」と話した。