自動料金収受システム(ETC)のシステム障害により、閉鎖された中央自動車道の府中スマートインターチェンジ=6日、東京都府中市 中日本高速道路(NEXCO中日本)管内の高速道路で発生した自動料金収受システム(ETC)の障害で、同社は7日、応急復旧作業が完了し、全ての料金所でETCの運用を再開したと発表した。「今後、本復旧に向けた作業を進めていく」としている。
システム障害は6日午前0時半ごろ発生。同社によると、東名高速道路や中央自動車道など17路線、8都県の高速料金所など計106カ所でETCが利用できなくなった。7月実施予定の深夜割引見直しに向けて導入されたシステムの一部に不具合が生じたとみられる。
同社は6日午後からETC専用レーンを開放し、利用者に同社サイトで後日精算するよう呼び掛けるとともに、引き続き障害の詳しい原因を調べている。