NHK(C)ORICON NewS inc. NHKは7日、2日に京都府京丹波町のロケ施設にて、戦後80年ドラマ「シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜」の撮影中、事故が発生したことを伝えた。
【写真】白黒写真で…ドラマ放送決定を報告していたNHK 同局は公式ホームページで書面を公開。「戦場シーンで準備していた音と煙を出すための火薬を使った装置が、撮影前に誤って作動する事故がありました。撮影現場の安全管理を担当していた制作会社・リキプロジェクトによりますと、この事故で、周辺にいたアクション専門の出演者5人が、耳鳴りなどの症状を訴えて病院で診察を受け、このうち1人が左耳の鼓膜の一部を損傷するけがをしました」と経緯を報告した。
その上で「撮影現場での安全管理を徹底し、再発防止に努めてまいります」とのコメントも掲載された。
同ドラマは、猪瀬直樹氏の「昭和16年夏の敗戦」(中央公論新社刊)を原案にしたもので、石井裕也氏が脚本・演出を担当。主演の宇治田洋一(うじた よういち) を池松壮亮が演じることが発表されていた。
■報告全文
NHKスペシャル 終戦80年ドラマ撮影現場での事故について
1.発生 2025年4月2日午後7時40分ごろ
2.場所 京都府京丹波町 京丹波町ロケーション施設
3.概要
NHKスペシャル 終戦80年ドラマ「シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜」(NHK・NHKエンタープライズ・リキプロジェクト・ポニーキャニオン・東京テアトルの共同制作)の撮影で、戦場シーンで準備していた音と煙を出すための火薬を使った装置が、撮影前に誤って作動する事故がありました。
撮影現場の安全管理を担当していた制作会社・リキプロジェクトによりますと、この事故で、周辺にいたアクション専門の出演者5人が、耳鳴りなどの症状を訴えて病院で診察を受け、このうち1人が左耳の鼓膜の一部を損傷するけがをしました。
【NHKコメント】
撮影現場での安全管理を徹底し、再発防止に努めてまいります。