リヴァプールのプレミアリーグ制覇に貢献した遠藤航(左)[写真]=Getty Images 日本代表MF遠藤航が所属するリヴァプールが5シーズンぶりにプレミアリーグを制覇した。
プレミアリーグ第34節が現地時間26日に行われ、リヴァプールはトッテナムと対戦した。12分にCKから先制を許したが、4分後にルイス・ディアスのゴールで追い付くと、24分にはアレクシス・マック・アリスターが強烈なミドルシュートを叩き込み逆転に成功。その後はコーディ・ガクポ、モハメド・サラーの追加点とオウンゴールで突き放し、5−1で快勝した。
この結果、4試合を残して2位アーセナルとの勝ち点差が「15」まで開き、5シーズンぶりの優勝が確定。通算20度目の国内トップリーグ制覇はマンチェスター・ユナイテッドと並ぶ史上最多タイ記録となっている。
遠藤は稲本潤一氏(アーセナル)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/現:セレッソ大阪)、岡崎慎司氏(レスター)、南野拓実(リヴァプール/現:モナコ)に次いで、プレミアリーグ優勝を経験した史上5人目の日本人選手に。在籍2年目の今シーズンはここまで公式戦29試合に出場。先発起用の機会こそ少ないものの、リードしている試合終盤に投入される“クローザー役”として存在感を放ち、第25節ウルヴァーハンプトン(ウルブス)戦では約20分間の出場ながらファン投票によるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された。
優勝決定戦となったトッテナム戦もベンチスタートとなったが、76分にイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドとの交代で本拠地『アンフィールド』のピッチへ。そのまま右サイドバック(SB)のポジションに入り、歓喜の瞬間を味わった。
【ハイライト動画】5発快勝のリヴァプールが5季ぶりにプレミア制覇!