10万人に1人という難病『脳動静脈奇形』を患っていて、先月「准看護師資格」を取得したことを公表していた、俳優の間瀬翔太さんが、自身のブログで39歳の誕生日を迎えたことを報告しました。
間瀬さんは、「生きてた。」と題し、「おはようございます！本日4/27日。僕は39歳になりました！ブログや各種SNSを見てくれているファン達に早く伝えたくて書いちゃいました。」と投稿。
続けて、「初めて難病を告げられたのが33歳。手術をして無事に助かる確率が80%と言われて、凄く怖かった。何かのゲームとかなら80%ってかなりの高確率だから本来は嬉しいハズなのにね。でも僕は残りの20%がかなり大きく見えてしまいました。」と2019年に脳出血を起こし、10万人に1人の割合でしか起こらない難病『脳動静脈奇形』と告げられた当時を振り返りました。
間瀬さんは、「そうか、20%の確率で【死ぬ】か【植物状態】か【半身麻痺】になるかもしれないんだ。それが本当に辛くて。もう頭から芸能界だけじゃなくて、人生も終わってしまう可能性が見えてしまったのが、ただ恐怖でした。」と投稿。
続けて、「そして本気で自殺を考えたのも33年間生きて初めてでした。本当に全角度から【恐怖】が身体と心を日々蝕んできました。それでも手術は受けるしかない。(本当は『受けたくない！帰りたい。』を連呼していました。)」と当時の心境を明かしました。
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間瀬さんは、「でも手術は無事に成功！今も頭と頬に金属が4ヶ所入ってて、表目をなぞると少しデコボコするけど手術は受けて良かったと思ってます。」と投稿。
続けて、「そして脳出血を起こしてからは【てんかん】と【記憶障害】と【パニック発作】を頻繁に起こす様になりました。」と綴りました。
間瀬さんは、「手術を無事に成功してからは約2週間入院をしましたが、大変だったのは退院してから。」と投稿。
続けて、「まさかの走ることや階段を登る事が出来なくなってる！なんなら歩く事も最初は50mも歩いたらゼーハーしてました。たった1か月入院していただけで、こんなに身体は動かなくなってしまうんだって。」と退院後の体の変化について明かしました。
間瀬さんは、「そして【記憶障害】これには本当に当時は苦しめられました。」と投稿。
続いて、「脳出血してから、今まで記憶していた事の一部(大体3割ぐらいかな？)が喪失しているんです。簡単な漢字や文字が読めなくなっていたり、大切な友人の名前や顔が思い出せなかったり。ちなみにこれは今もまだ戦っている病気です。読めない文字や計算、友人の名前も日々勉強して思い出している最中。」と脳出血後の記憶障害について明かしました。
間瀬さんは、「でも、これが楽しかったんですよね。なんか『生きてるなぁ。』って感じられるんです。」と投稿。
続けて、「朝起きた時に『おはよう。』と天井に言える度に心の中で『今日も生きてた。幸せだなぁ。』と思う。そして寝る時もそう。『おやすみなさい。』と言う度に心の中で『明日もちゃんと目が覚めます様に。』って願っています。」と綴りました。
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間瀬さんは、「それをひたすら毎日続けて、気付いたら39歳になれました。今年は夢だった看護学校も卒業できました。」と投稿。
続けて、「本当にただ、幸せなんです。1日何も無くたっていい。ただ元気に目を開けられたなら、僕は幸せなんです。」と胸中を明かしました。
間瀬さんは最後に、「40歳ってどんな世界なんだろう。今からまた１年、毎日が楽しみになりました。これからも毎日幸せが続きます様に。」と締めくくりました。最後に、「(先日、高尾山に登りに行きました。体力だけならもう当時ぐらい回復してます！なんなら当時より元気かも？)」と写真を添えてコメントしています。
間瀬さんは2019年に脳出血を起こし、10万人に1人の割合でしか起こらない難病「脳動静脈奇形」にかかっていることを公表。記憶障害や運動機能障害などに見舞われながらも、看護とリハビリを経て「2024年には高卒認定も取得」。さらに、看護師の方々に救われた経験から、准看護師を目指し、先月「准看護師資格」を取得したことを伝えていました。
【担当：芸能情報ステーション】
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