人気漫画「鬼滅の刃」の公式X(旧ツイッター)は12日までに更新。公開中の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のリバイバル上映の本編最後に流れる「無限城編」の劇場限定予告の部分が、盗撮され、ネット上に公開されているとし、「犯罪です」と呼びかけを行った。
盗撮された予告がネット上に公開された「劇場版 鬼滅の刃 無限城編」は、フジテレビ系で24年5月に放送された「−柱稽古編」最終話の放送後に、3部作として製作、公開すると発表されていた最新作で、第一章は、7月18日に公開する。
公式Xは「現在公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のリバイバル上映の本編の最後に流れている『無限城編』の劇場限定予告を盗撮した映像がネット上に見られます」と指摘。
「劇場での映画の盗撮行為は『映画の盗撮の防止に関する法律』(映画盗撮防止法)により犯罪です。また、盗撮した映像をXやYouTube、TikTok、Facebook等にアップロードすることは著作権侵害にあたります」と、盗撮されネット上に公開された映像を、SNSなどに転載する行為も、著作権侵害に問われると警告した。
さらに公式Xは「映画盗撮防止法および著作権法に反して著作権侵害が行われた場合には、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性があります」と罰則についても説明している。
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このポストに、SNSからは英語での書き込みが多く寄せられ「この予告編を(劇場だけで)ネット上で公開しないのが原因だ」「誰もリークしないと思ったのか」「マーケティングが最悪だ」などの盗撮を擁護するような書き込みが寄せられた。中にはアラビア語で「鬼滅の海外の観客は日本国内よりはるかに多い。だから何が起こるか我慢してください。広告をリークした人に感謝します」などと、流出させた人物に感謝する書き込みまでみられる。
盗撮を擁護したり、感謝する書き込みは、外国語で記されているが、外国人による書き込みかは不明。これらの書き込みに対し、日本語や英語で「違法ですよ」「言い訳すんな。お前ら無限列車の時からいつも当たり前のように盗撮、リーク繰り返して拡散する犯罪行為してんだろ」「警告だけじゃなくて警察に被害届出した方がいい」との批判も多く寄せられている。
一方で、中には、盗撮を擁護する書き込みに対し、外国人全体について誹謗(ひぼう)中傷するような意見もみられ、言い合いに発展しているものもみられる。
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