ドジャース、今季最多得点の大勝でカード勝ち越し 大谷翔平が2打席連発&6打点 「50−50」達成以来の固め打ちで冠試合を飾る

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2025年05月16日 13:54  ベースボールキング

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2本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)
○ ドジャース 19−2 アスレチックス ● 
<現地時間5月15日 ドジャー・スタジアム>



 ロサンゼルス・ドジャースがアスレチックスとの本拠地3連戦を勝ち越し。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」で先発出場し、今季初のマルチ本塁打を放つなど活躍を収めた。



 1勝1敗でカード最終戦を迎えたドジャースは、2年目にしてキャリア初先発の右腕マット・サウアー、MLB初出場の有望株捕手ダルトン・ラッシングを先発バッテリーに抜擢。しかし初回、先頭から連続四球でピンチを招き、5番ランゲリアーズの適時二塁打で1点先制を許す立ち上がりとなった。



 それでもこの試合はドジャース打線が大爆発。1回裏、ムーキー・ベッツの四球と盗塁でチャンスを作ると、フレディ・フリーマンが同点適時打、今季初めて4番に入ったマックス・マンシーが2戦連発の3号2ランを放ってすぐさま逆転に成功。2回裏には下位打線から好機を作り、大谷の犠飛、ベッツとマンシーによる2本の適時打で追加点を挙げた。



 3回裏にはラッシングがMLB初安打で攻撃の口火を切ると、大谷が14号3ラン、アンディ・パヘスが8号3ランとともに2試合連続の本塁打を叩き込むなど一挙7得点。序盤にして大量11点リードと試合を決定付け、4回表からベッツ、フリーマンらをベンチに下げる余裕ぶりを見せた。



 その後も攻撃の手を緩めず、4回裏に大谷が2打席連発の15号2ラン。6回裏にもジェームズ・アウトマンが2号ソロを放ち、先発全員安打を記録した。8回裏には金慧成が前日から5打数連続安打となる適時二塁打をマーク。今季最多19得点の大勝を収め、貯金を「14」に増やしている。



 この試合の大谷は4打数2安打、2本塁打、6打点、2得点、1三振という内容。前日から3本塁打、5月の13試合目で早くも8本塁打と量産体制に入り、今季成績は打率.310、15本塁打、28打点、10盗塁、OPS1.082。アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、カイル・シュワーバー(フィリーズ)に並び、本塁打部門の全体トップに浮上している。



 この日、本拠地では今季2度目となる大谷の“ボブルヘッドデー”を開催。「50−50」達成を記念する首振り人形が来場者に配布された。大谷は昨季8月28日、ドジャース加入後初めての冠試合で先頭打者本塁打を放つと、今季4月3日の試合では開幕8連勝に導く3号サヨナラ本塁打を打ち、この試合で3戦連発。奇しくも、大谷が1試合で複数本塁打、5打点以上を記録するのは昨季9月19日の敵地マーリンズ戦、「50−50」を達成した試合以来となった。

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