大谷翔平「また次も投げられそうな雰囲気がある」“二刀流復帰”に手ごたえ 「チーム状況も加味し、僕にとってもプラス」突然の実戦登板の理由

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2025年06月17日 15:53  TBS NEWS DIG

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■MLB ドジャース 6ー3 パドレス(日本時間17日、ドジャー・スタジアム)

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ドジャースの大谷翔平(30)が17日、本拠地のパドレス戦に“1番・DH”・“先発投手”の二刀流で出場し、1回、28球を投げて、被安打2、奪三振0、四死球0、失点1(自責点1)、最速は161キロ、2023年8月24日以来の“二刀流復帰”を果たし、ドジャース移籍後、初マウンドで1回2安打1失点だった。打撃では4打数2安打2打点、打率は.300。3試合連続、今季24度目のマルチヒットをマークした。

試合後にすぐに取材対応した大谷は「そこまでいい結果だったとは言えないですけど、まず今日投げ終えて、また次も投げられそうな雰囲気があることがまず、1歩前進かなと思います」と話し、663日ぶりの“二刀流”には「野手よりは緊張しましたね」と笑顔を見せた。

ストレートの球速も最速161キロをマークしたが「なるべく95、6マイルで投げたいなと思っていましたが、どうしても上がってしまうのかなと。(最後の打者)ボガーツ選手のところはリラックスして投げられたかなと思います」と振り返り「術後初めて100マイルを投げたので、明日の状態を見たい。1週間に1回、イニングを伸ばしていけたらブルペンの負担も減るのかなと」と先発陣不足のチーム状況を考えて実戦での登板を希望していた。

ドジャースのユニホームを着て初めて本拠地のマウンドとなったが「まあまあまあ、本当にバッターに集中していたので、あんまり気にする余裕がなかったというか。今日に関してはそうですね、(試合に)入りすぎてたぐらいの感じだったので。次からリラックスして、それを(俯瞰で)見られるぐらいがいいんじゃないかなと思ってます」

1回は投げ終わりですぐに打席だったが「比較的、体がずっとあったまってゲームに入ってる状態で、今日は打席には行けたので。感覚的にはやっぱりDHよりスムーズに過ごせる感じはしますね」と口にし、2安打2打点については「1点取られて、バットで2点返して(投手で)1イニング消化したと思えば、トータルで見ればプラスかなとは思うので。1試合を通しては良かったんじゃないかなと思います」と答えた。

今回の自ら志願しての試合登板については「チーム状況も加味して、僕にとってもプラスだと思います。そっちの方がスムーズに行けるっていう判断だったので。ライブBPでイニングを伸ばしながら、ある程度4回、5回を投げられるようになってから試合に入るパターンと、今日みたいにショートイニングで、試合のレベルでそれなりの強度で投げる2通りのパターンはあったと思うので。後者を取った感じですね」と考えを述べた。
 

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  • マイナーで調整登板すると大谷の打棒が生かせなくなるので、マイナーの替わりにパドレス戦で登板した。パドレスからしたら舐められたもんだ。
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