20日、参院選の投票が行われた東京都内の学校体育館(EPA時事) 総務省は21日、参院選の投票率が58.51%だったと発表した。2022年の前回参院選の52.05%から6.46ポイント上昇した。参院選の投票率が50%台後半に達したのは、民主党政権下で行われた10年以来。
投票率は全ての都道府県で22年を上回り、12都県で60%を超えた。最高は山形県の62.55%、最低は徳島県の50.48%。石破茂首相(自民党総裁)の地元の鳥取県は55.04%で41位だった。
期日前投票者数は2618万2089人。22年から3割以上利用者が増え、衆院選も含めて過去最多を記録した。有権者全体に占める割合は25.12%で、22年から6.44ポイント増えた。今回は20日の投票日が3連休の中日に当たったことから、多くの人が期日前投票を選択したとみられる。