佐野元春、渋谷陽一さんを追悼「彼がいたから、僕は自分の声を信じることができました」

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2025年07月22日 18:31  日刊スポーツ

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佐野元春(2017年撮影)

シンガー・ソングライターの佐野元春(69)のオフィシャルFacebookが22日更新された。佐野は14日に74歳で亡くなったロッキング・オン・グループ代表取締役会長で音楽評論家の渋谷陽一さんへの追悼コメントを寄せた。


佐野は「渋谷陽一さんが旅立たれたという知らせを受け、深い悲しみに包まれています」と吐露。


続けて「僕がまだキャリアの初期にいた頃から、渋谷さんは一貫して僕の音楽に耳を傾け、言葉を尽くして紹介してくれました。時に鋭く、時に優しく、音楽そのものと誠実に向き合うその姿勢に励まされました」と振り返った。


そして「彼は、日本のロックやポップカルチャーにおいて、ただの“評論家”にとどまらない存在でした。新しい音を恐れず、若い才能を見つけ、支え、育てる。僕を含め、多くのアーティストが渋谷さんの言葉に背中を押されてきました。議論したこともありました。でも、いつもそこには『音楽が好きだ』という純粋な想いがありました。音楽への情熱と、聴き手への誠実さ。その姿は、今も僕の心に焼きついています」と渋谷さんについてつづった。


続けて「渋谷陽一氏。彼がいたから、僕は自分の声を信じることができました。あなたが信じてくれた音楽の力を、これからも僕は信じ続けます。ありがとう」と、渋谷さんへの感謝をつづり、「心よりご冥福をお祈りいたします 佐野元春」と追悼した。


そして「写真は2022年幕張メッセCDJ会場で」とつづり、渋谷さんと並んで歩く後ろ姿を公開した。

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