兒玉遥、うつ病発症の要因は“性格” 約36冊の反省ノート記した過去も「自分に期待しすぎちゃった」【1割の不死蝶】

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2025年10月11日 12:49  モデルプレス

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「1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日」取材会に出席した兒玉遥(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/10/11】元HKT48で女優の兒玉遥が11日、都内で開催された自身初の自叙伝「1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日」(KADOKAWA)取材会に出席。うつ病発症の要因を明かす場面があった。

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◆兒玉遥、うつ病発症の要因振り返る「自分に期待しすぎちゃった」

うつ病を患い休業した経験を持つ兒玉が、これまで語ってこなかった真相を赤裸々に綴った本書。うつ病になった最大の要因について問われると「やっぱり自分の性格が一番大きかったかなと思います。グループの誰かにいじめられてたとか、スタッフさんがすごい厳しかったとかではないんですよ」と説明し、「自分の中で自分を責める気持ちや、理想をすごく高く持ってしまって。自分に期待しすぎちゃったから、そこが根本的によくなかったなって今は反省してます」と振り返った。

兒玉はアイドル時代、約36冊もの反省ノートを書いていたという。「自分の悪いところやできないところ、欠点に目を向けて、そこばっかり集中しちゃってたんです」と打ち明け「今だったらできないところは諦めて、いいところは伸ばそうって考えられるんですけど、どうしてもそれができなかったです」と当時の状況を語った。

◆兒玉遥、一番の救いは「母の確固たる愛」

一番の救いになったものを聞かれると、兒玉は「母の確固たる愛です」と回答。「『お母さんがいつでも遥を守るから』って言って抱きしめてくれた朝があるんですけど、やっぱり無償の愛で支えてくれる母の存在がすごく大きかったです」と微笑んだ。

改めて今、アイドルになってよかったと思うかという質問には「思います。アイドルをやってなかったら今の自分はいなかったと思いますし、当時芸能人になりたいと思うきっかけとしては、アイドルを選んでいてベストの選択だったなって思います」ときっぱり。さらに「うつ病になったことは絶対にベストじゃないんですけど、社会人になって2年半休むことはなかなかできないと思いますし、休む勇気みたいなのも必要だったと思うんです」と口にし「結果論ではあるんですけど、休んだおかげでうつを克服できて、しっかり前を向けたり、新しい夢や目標を持って歩けるようになりました。今やっとフラットな状態になれたって感じです」と明かした。

これまでの人生を振り返り「私はアイドルになって、うつ病になって、今俳優業をしています。いいか悪いかは判断がしづらいんですけど、自分の人生は愛しています」と語った。

◆兒玉遥、初の自叙伝「1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日」

本書は、HKT48時代に「はるっぴ」の愛称でファンに親しまれ、現在は俳優として活躍する兒玉の著書。彼女は、アイドル活動のさなか、うつ病を患い休業した経験を持つ。「元気な姿に戻れる確率は1割」。医者にそう言われた彼女は、いかにして乗り越えたのか? 2度の休業を経てたどり着いた境地とは?これまで語ってこなかった真相を赤裸々に綴っている。(modelpress編集部)

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