映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台あいさつに参加した高嶋政宏 (C)ORICON NewS inc. 俳優の高嶋政宏(※高=はしご高)、オダギリジョー監督が13日、都内で行われた映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台あいさつに参加した。
【写真】『オリバーな犬』の旗を振り回して登場した吉岡里帆 “小さいおじさん”を演じた高嶋。本作特有の世界観が大好物だったそうで「今季最高傑作の映画。僕は試写で観た時、本当に心の底からそう思いました」と絶賛した。「今回、台本いただいた時に『小さいおじさん』と書いてあって一瞬ウッとはなったんですけど、それよりも僕、(劇中同様に)この世の中で最も嫌いな食べ物がきキュウリで、最も好きな食べ物はたこ焼きだったんですよ。それを衣装合わせの時に監督にぶつけたら、監督がめちゃくちゃびっくりして『全くの偶然だ』と。こんなピッタリの役はありません」と力説していた。
高嶋は「感動しました」と観た感想を改めて語ったが「ヒドいんですよ。オダギリ監督から試写の時にメッセージが入っていて『こういう映画なんで感想は言わないで、スッと帰ってください』って。あれはなんだったんですか!監督」と熱のこもった感想を言えなかったことに不満顔。苦笑いのオダギリ監督は「毎回、感想を言って帰らなきゃいけないのが申し訳なくって。みんな感想言わなきゃいけないと思うと重くないですか?例えば僕がロビー立ってたりすると重いでしょ?『面白かったです。ありがとうございます』と言わせるのが申し訳ないなと思って」と真意を説明していた。
イベントには、吉岡里帆、森川葵、菊地姫奈も参加した。
本作は、オダギリが脚本・監督・編集・出演する2021年にNHKで放送されたドラマの続編となる劇場版。狭間県警の鑑識課に属する警察官・青葉一平(池松壮亮)と、その相棒である“警察犬”オリバーが、次々と発生する不可解な事件に挑んでいくストーリー。しかし、一平に見えているオリバーは、酒と煙草と女が大好きな、着ぐるみ姿のおじさん。そんなオリバーが、時に鋭い洞察とメタ発言で事件解決を導いてくれる頼れる(?)相棒となる。