
明日31日(金)は低気圧が四国の南から東海道沖へ進むでしょう。全国的に雨が降り、四国から関東では激しい雨や横殴りの雨になる所がある見込みです。11月1日(土)は低気圧が急速に発達しながら東北から北海道の太平洋沿岸を進むでしょう。東北や北海道では暴風や警報級の大雨となる恐れがあります。3連休初日ですが、交通機関が乱れる可能性もあり、交通情報にも注意が必要です。
明日31日 全国的に雨 太平洋側を中心に激しい雨や横殴りの雨
明日31日(金)は、前線が本州の南岸に延び、前線上に低気圧が発生するでしょう。低気圧が四国の南から東海道沖に進む予想です。
九州や中国、四国は朝から、近畿は昼前から雨が降る見込みです。東海や関東は昼過ぎから、東北は夜になると雨が降るでしょう。四国や近畿南部、東海、関東など太平洋側を中心に雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。アンダーパスなど低い道路の冠水にご注意ください。沿岸部を中心に風も強まり、横殴りの雨になる所もあるでしょう。ハロウィーンで仮装する方は雨対策・寒さ対策をなさってください。
雨・風のピークは以下の通りです。
四国:31日(金)朝から昼過ぎ
近畿:31日(金)昼頃から夕方
東海:31日(金)夕方から夜のはじめ頃
関東:31日(金)夜
11月1日(土)は低気圧が急発達 東北や北海道で大荒れの天気の恐れ

11月1日(土)は低気圧が急速に発達しながら東北から北海道の太平洋沿岸を北東へ進むでしょう。
近畿から関東は朝まで雨の降る所がありますが、日中は天気が回復に向かいそうです。東北や北海道は非常に強い風が吹き、大荒れの天気となるでしょう。暴風や警報級の大雨となる恐れがあります。暴風や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、高波に警戒・注意してください。3連休初日ですが、交通機関が乱れる可能性もあり、交通情報にも注意が必要です。
雨・風のピークは以下の通りです。
東北:1日(土)未明から昼前
北海道:1日(土)朝から夜
激しい雨とは?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。
非常に強い風とは?

非常に強い風とは、平均風速が20m/s以上30m/s未満の風を表しています。時速だと、およそ70km〜110kmで、高速道路の自動車並みの速さです。これは、何かにつかまっていないと立っていられないような風で、車は通常の速さで運転するのが困難になります。このような風が吹くと、屋根瓦や看板が落下したり、飛散したりする恐れもあります。(なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。)
飛来物によって負傷する可能性がありますので、屋外での活動は警戒が必要です。非常に強い風が予想される場合には、植木鉢など飛ばされやすい物は屋内にしまいましょう。
