
歌舞伎俳優中村鴈治郎(66)、中村壱太郎(35)親子が10日、大阪市役所で大阪国際文化芸術プロジェクト「壽 初春歌舞伎特別公演」(26年1月7〜25日、大阪松竹座)の記者発表会に出席した。
昼の部は「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 車引」「祇園祭礼信仰記(ぎおんさいれいしんこうき) 金閣寺」「らくだ」、夜の部は「女鳴神」「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」「京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)」の演目が披露される。
壱太郎が舞踊名の吾妻徳陽で演技指導に携わった映画「国宝」で話題になった道成寺では親子共演。壱太郎が白拍子花子、鴈治郎が大館左馬五郎を演じる。
壱太郎は「ありがたいことに、どこに行っても『国宝』のお話をさせていただく。何が大切かというと、『国宝』で興味を持ってきてくださったお客さまが、本当の歌舞伎を見て『つまんない』と思われたら最後。必ずやおもしろい、美しいな、キレイだな、ステキだなと思っている内にパッと終わる道成寺にしたい」と意気込んだ。
24年1月の歌舞伎座公演「壽 初春大歌舞伎」で道成寺を演じていたときに「国宝」の撮影が行われており、「横浜流星君も吉沢亮君も見に来てくれた。撮影が終わっても、2人が見に来たいと思えるような道成寺にしたい」と力を込めた。
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会見には歌舞伎俳優片岡孝太郎(57)、片岡愛之助(53)、市川中車(59)、中村種之助(32)、中村歌之助(24)、吉村洋文大阪府知事(50)、横山英幸大阪市長(44)も出席した。
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