
先月、北九州市の中学校の調理実習でピザを食べた生徒が体調が悪くなり、病院に運ばれました。原因は塩の入れすぎとみられています。塩をとりすぎるとどうなるのか、医師に聞きました。
ピザを食べた生徒
「気持ち悪い。吐き気がする」
先月、北九州市の中学校で行われた家庭科の授業。調理実習で作ったピザを食べた3年生8人が体調不良を訴え、6人が病院に運ばれました。
ピザを食べた生徒
「ピザがとても塩辛かった」
ピザ生地は発酵に時間がかかるため、前のクラスが生地を仕込み、次のクラスが引き継いで調理をしていました。
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教育委員会は「食塩の入れすぎが原因とみられる」としています。規定量は「3つまみ」でしたが。
生地を作った生徒
「少しくらい多くても大丈夫だろう」
医師によると、中学生たちは大量の食塩を摂取し、中毒状態に陥った可能性があるということです。
ひなた在宅クリニック山王 田代和馬 院長
「体重60キロぐらいだと、大さじ2〜4杯ぐらいの塩分を短時間で一気に摂取すると、血中の塩分濃度が高まると浸透圧のバランスが崩れ、細胞から水分が失われる。深刻なダメージを受ける大脳で梅干しのように干からびる」
症状が軽ければ腹痛などでおさまりますが、意識障害や脳出血など命にかかわることもあるため、違和感がある場合はためらいなく吐き出してほしいといいます。
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ひなた在宅クリニック山王 田代和馬 院長
「塩辛いと感じると、人間は吐き出してしまう。ただ今回、やはりピザのパン生地に練り込まれていた状態だと、飲み込んでしまいやすい。違和感がありつつも飲み込んじゃったとか。ふとした瞬間に過剰に取り込んでしまうということが起こり得ますので、我々にとって非常に警鐘を鳴らしてくれるような事案」
