高市早苗首相=15日、首相官邸 高市早苗首相は15日、ロシアが日本人記者を「スパイ容疑」で拘束したことを巡り、「(日本政府がロシアでスパイ活動を行っている)事実はない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。「国内法も違う。容疑とおっしゃっていることの詳細もまだ分からないが、日本の立場をしっかりと伝えていく」と説明した。
一方、木原稔官房長官は同日の記者会見で、記者と接触できていないと明らかにした。「一刻も早く領事面会を実現し、健康状態の確認ができるよう全力で取り組む」と述べた。
ロシア当局は13日、北海道新聞の記者を「スパイ容疑」で拘束したと発表。政府関係者によると、拘束に関する領事通報はなく、日本政府はロシア側の発表で事態を把握した。首相は「邦人保護に注力したい」と語った。