彼氏が私のパンツをオークションで売りさばいてた…気づいたきっかけは/びっくり体験人気記事

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2024年05月08日 16:10  女子SPA!

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 女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「びっくり体験」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2021年5月24日 記事は取材時の状況)

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 趣味も価値観も合致していて一緒にいても気疲れしない相手。さらに、家事も分担して率先してやってくれる。そんな最高のパートナーと巡り会えたと思っていた矢先…とんでもない所業が発覚。こんな彼を許すことはできるでしょうか?

◆職場で出会った歳上の彼

「私は、とある大きめのホテルの宴会係のスタッフとして働いていました。正社員だった彼は、そこを取り仕切るマネージャーのような役割をする上司として入ってきたんです。前任者とは違って、働く人たちのことを一番に考えてくれる、とても良い人でした」

 ミユキさん(仮名・28歳)の彼に対する第一印象は良かったとのこと。さらに、帰宅方向が同じ田園都市線だということが判明し、退勤時間が合う時は一緒に帰るようになり、自然と親密になっていったそうです。数カ月後には渋谷で2人きりで頻繁に飲むようになり、交際がスタートしました。

◆付き合って半年で同棲スタート

「正式に付き合い始める頃にはすでにかなり仲が良くなっていたので、スムーズに交際がスタートしました。半年くらい経った頃には、新しい部屋を借りて同棲生活を始めました」

 社内恋愛ということもあって交際は隠していましたが、そんなことは気にならないほどに順風満帆な滑り出しです。

「あまりにも気が合いすぎてびっくりしました。趣味も価値観も同じで、全然喧嘩もしません。それに、彼は私にとても優しくしてくれるし、私にはもったいなさすぎる彼でした」

 交際はトントン拍子で進み、お互い、結婚を意識し始めた、そんな矢先でした。突如として二人の関係に暗雲がたちこめます。

◆彼女の下着をネットオークションに出品

「実は彼、私が履いた下着を洗濯カゴから盗んで、ネットオークションで売りさばいていたんです」

 ミユキさんは彼と家事の分担をしていました。彼が洗濯や風呂掃除や部屋掃除を担当し、料理はミユキさんが担当していたそうです。彼に洗濯を一任していたことで発覚するのがだいぶ遅れてしまったのだとミユキさんは語ります。

「彼がお風呂に入っていたとき、たまたまスマホが開いたままになっていたんです。何気なく見てみると、オークションサイトの画面が表示されていました。そこには女性モノの下着が一覧で並んでいました」

 相手の許可なしにプライベートを詮索してはいけないと思いつつも、興味本位から覗いてみると、どうも見覚えのあるラインナップばかりが出品一覧に並んでいました。ミユキさんがここ最近購入した下着と完全に一致したのです。

「お気に入りのブランドで揃えているのですぐに気が付きました。不審に思って、お風呂から出てきた彼に説明を求めました。そうすると、彼はとても慌てた様子で必死にはぐらかそうとしたのです。『これは何かある』と勘が働き、追及したところ全てを白状しました」

◆用意周到な隠蔽工作にもドン引き

 彼が白状したところによると、同棲生活を始めて間もない頃から犯行に及んでいたのだそうです。その事実を知った瞬間、急に彼が得体のしれない怪物のように感じられたそうです。しかも、それだけではありません。

「用意周到にも、同一商品を事前にネットで購入し、バレないように工作していました。受取先もコンビニや局留めにするなど、隠蔽工作をしていたんです。下着を売っていたこともそうですが、私にバレないように、色々と手を回していたっていう事実に、本当に気味悪くなっちゃって…」

 彼は必死に謝罪をしてきたそうです。しかし、それまでのミユキさんの抱いていた好印象がかえって仇となり、どうしても許せなくなってしまいました。

◆ネットカフェやホテルに一時避難

「同じ部屋の中に、そんな犯罪じみたことをする人がいるっていうのが、気持ち悪くて、部屋を解約するまでは地獄でした。家にも帰りたくなくなって、ネットカフェやホテルなどを転々としてなるべく帰らない工夫もしていたのですが、それにも限界があります。もちろん、彼は謝罪してくれたんですけど、もう二度と信用することなんてできません」

◆実家に戻り精神科に通いながら療養中

 ミユキさんの心理的ダメージは大きく、会社にも出社することができなくなってしまいます。心身に不調が出てそのまま会社を退職し、逃げるようにして実家の福岡に帰りました。

「なにより、人間を信用することができなくなってしまったのが辛いです。仕事もできて、性格も良いと思っていた人がこんなことをするなんてショックです」とミユキさんは語ります。現在は精神科に通いながら療養生活を実家で送っています。

 もしかしたら、彼にも、お金をどうしても工面しなければならない理由があったのかもしれませんが、彼のしたことは到底許されるものではありません。そのような卑劣なことに手を出す前に、ミユキさんに事情を打ち明けていれば、こんな悲劇にはならなかったでしょう。

―シリーズ「クズ男ダメ男エピソード」―
<文/浅川玲奈>

【浅川玲奈】
平安京で生まれ江戸で育ったアラサー文学少女、と自分で言ってしまう婚活マニア。最近の日課は近所の雑貨店で買ってきたサボテンの観察。シアワセになりたいがクチぐせ。

このニュースに関するつぶやき

  • さすがに分かるんじゃ?! 話を作りすぎなんじゃ?? >用意周到にも、同一商品を事前にネットで購入し、バレないように工作していました
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