プロント、漂白剤入りの水提供 → 体調不良者が発生　「多大なる苦痛とご迷惑」と謝罪

　喫茶店チェーン「PRONTO（プロント）」を運営するプロントコーポレーションは5月13日、店舗で次亜塩素酸ナトリウム入りの希釈水を誤って提供したとして謝罪しました。

【画像】問題が発生した店舗

●プロント、次亜塩素酸ナトリウム入りの水提供

　プロントコーポレーションによると、事象が発生したのは4月30日の21時半ごろの「PRONTO 関西国際空港ターミナル1店」。漂白に使用する予定だった、次亜塩素酸ナトリウム入りの希釈水を誤って利用客に提供したということです。

　同社は「体調を崩されたお客様、そのご家族の方々には、多大なる苦痛とご迷惑、ご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。事象発生後、店舗では所轄の保健所に報告し、指導内容にもとづき再発防止策を実施しているとしています。

　今後については、「弊社といたしましては、今回のことを厳粛に受け止め、当該店舗に限らず弊社が運営に携わる全店舗において同様の事態を決して発生させないよう全力を尽くして参る所存でございます」と述べています。