JR東日本「いなほ」上沼垂色E653系に特急シンボルマーク、7/31限定

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2024年06月17日 17:00  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR東日本新潟支社は17日、羽越本線全線開通100周年を記念し、7月31日限定で「上沼垂色」E653系(4両編成)の特急「いなほ」に「特急シンボルマーク」を取り付けて運転すると発表した。


「特急シンボルマーク」はスピード感を表現した翼がモチーフのデザインで、1958(昭和33)年4月に当時の国鉄が新しく登場する特急形車両に取り付けるシンボルマークとして公募。151系(登場時は20系)のボンネットの先頭部分に金色と銀色に輝くエンブレムとして取り付けられ、その後も新時代の特急形電車・特急形気動車のシンボルマークとして先頭車両に掲げられた。

「上沼垂色(かみぬったりしょく)」のE653系は、今年5月に新潟駅開業120周年、今年7月に羽越本線全線開通100周年を迎えることを受け、特急「しらゆき」(新井・上越妙高〜新潟間)および一部の特急「いなほ」(新潟〜酒田間)で運用しているE653系(4両編成)のエクステリアデザインを変更。特急形電車485系に用いられ、「上沼垂色」と呼ばれた塗装イメージを施した。



「特急シンボルマーク」を取り付けた「上沼垂色」のE653系は、7月31日限定で下り「いなほ3号」(新潟駅10時48分発・酒田駅13時1分着)、上り「いなほ10号」(酒田駅14時41分発・新潟駅16時49分着)として運転される。


「いなほ3号」の運転に合わせ、新潟駅、新発田駅、村上駅、鶴岡駅で列車の見送りを行い、終点の酒田駅(1番線)で自治体や社員らによる出迎えを実施。「いなほ3号」の酒田駅到着後、「いなほ10号」として発車するまでの間は同駅3番線に留置する。新潟駅、新発田駅、村上駅で乗車した人に対し、各駅のホームで記念列車カードの配布も行われる。(木下健児)
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