JR各社、「青春18きっぷ」夏季も設定 冬季分は未定

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2024年06月18日 14:20  TRAICY

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JRグループ各社は6月18日、夏季の「青春18きっぷ」の設定について発表した。例年は2月頃に春季・夏季・冬季の3シーズン分の発表があるが、今年は春季分のみの発表となっていた。冬季分の発売は未定。

利用期間は7月20日から9月10日まで、発売期間は7月10日から8月31日まで。価格は12,050円。全国のJRの主な駅、旅行センター、旅行会社で発売する。

「青春18きっぷ」はJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りができるきっぷ。1枚のきっぷで1人で5回、5人で1回などの利用ができる。新幹線や特急、急行列車は利用できないが、特例として石勝線の新得〜新夕張駅間、室蘭線の東室蘭〜室蘭駅間は特急列車の普通車指定席の空席、奥羽本線の青森〜新青森駅間、佐世保線の早岐〜佐世保駅間、宮崎空港線の宮崎空港〜宮崎駅間は普通車自由席を利用できる。

普通・快速列車のグリーン車自由席利用時にはグリーン券を、普通・快速列車の普通車指定席利用時には座席指定券を、「ホームライナー」等のライナー列車利用時には乗車整理券かライナー券を別途購入すれば利用可能。新幹線、特急、急行列車や、快速「マリンライナー」などのグリーン車指定席は利用できない。

なお、新青森〜青森駅間は、相互発着に限り全車指定席の普通・快速列車の普通車の空席を利用できる。北海道新幹線の奥津軽いまべつ〜木古内駅間と道南いさりび鉄道の利用は、青春18きっぷと同期間に設定される「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」(2,490円)を別途購入することで可能。

JR線と直通運転をしている私鉄・第三セクター鉄道線や、JRバスの利用はできない。ただし、青い森鉄道の青森〜八戸駅間、あいの風とやま鉄道の富山〜俱利伽羅駅間、IRいしかわ鉄道の倶利伽羅〜津幡駅間、ハピラインふくいの越前花堂〜敦賀駅間の通過利用は可能。

このニュースに関するつぶやき

  • 発売期間値段とも例年通りで春となんら変わらんのにここまで発表を引っ張ったのが謎。冬分発表がなかったのが不安。冬の利用者は年末年始に偏るし、雪等の交通障害時の扱いが厄介だから嫌な予感はする。
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