古舘伊知郎「不倫に基準を」主張、古谷徹電撃降板に私見「ただ不倫でいちいち降板してたら大変」

フリーアナウンサーの古舘伊知郎（69）が24日、TOKYO MX「バラいろダンディ」（月〜金曜午後9時）にゲストとして生出演。5月に不倫を報道され、謝罪していた声優古谷徹（70）がフジテレビ系アニメ「ONE PIECE」サボ役、日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」の安室透役を降板したことについて言及した。

「年ももうすぐ70歳なので。だいぶ近いので。不倫もケース・バイ・ケースとぶっちゃけ思ってる。別にいいことじゃないけど、回った久世の中から不倫がなくなるわけがない。男と女がいる限り」と切り出した。

そして「この古谷さんの場合は女性をかなり傷つけているでしょ。これは許されるっていうことじゃないのが前提ですけど、僕は基準をもっと決めた方がいいと思うんですよ」と投げかけた。

そして「こういうケースはダメだとか。声優さんで声だけであっても、キャラクターは『ワンピース』だって『コナン』だって、定着しているものが変わった時の違和感もあるから。顔をさらしてどうのこうのってやって、この人のイメージ、ダメ、許せないってなるわけじゃないんだからと思ったりするけど、この場合はダメかもしれない」と語った。さらに「基準が欲しいね、ある程度の基準がないと、みんなAIがやりだすよ」と基準を求めた。

MCふかわりょうから「どういう基準を提案されます？」と聞かれ、「女性を直接肉体、心を傷付け度合いがあって。これはダメでしょっていうのはいっぱいあると思う。だけど、そうじゃなくて、ただ不倫だっていうだけでいちいち降板してたら大変」と語った。

NEWS小山慶一郎から「一方で裏には、奥さんがいらっしゃって。その時点で女性を傷つけているっていうのは基準に入らないんですか」と聞かれ「奥さんと家族の向き合いとの問題で。そこに関しては謝っても謝りきれないっていう世界が続くんだけど。世間的には関係ないんだよ。世間的には傷ついてない」と持論を述べた。

古谷は5月22日、X（旧ツイッター）を更新。一般女性と不倫していたとする「週刊文春」の報道内容を認め、経緯を説明した上で謝罪した。ファンの女性と昨年9月まで4年あまり不倫関係にあったことや、女性に手を上げたこと、女性の妊娠中絶などの報道についてもすべて認め「心身共に相手の女性を深く傷つけてしまったことを本当に、本当に申し訳なく思っております」とつづった。