菅氏、月刊誌でも首相批判=自民全派閥の解消主張

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2024年06月26日 16:01  時事通信社

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時事通信社

菅義偉前首相=8日、鹿児島市
 自民党の菅義偉前首相は26日発売の「月刊Hanada」掲載のインタビューで、派閥裏金事件に対する岸田文雄首相(党総裁)の対応について「各派閥と同じような処分を自身に科すべきだった。責任を取るべきだった」と改めて批判した。首相が打ち出した派閥解消は評価しつつ、「全ての派閥を一気に解消すべきだった」と指摘した。

 菅氏は次期衆院選について「自民に厳しい戦いになる。政権交代もあり得る」と危機感を表明。9月に想定される党総裁選に関し、「党を覆う嫌なムードを払拭する機会にしなければならない」と述べ、「自民には若い優秀な議員が少なからずいる。おのずと意欲ある若手が出てくるのではないか」と期待を示した。

 菅氏は23日のオンライン番組でも「首相が(事件の)責任を取っていない」と述べ、退陣を事実上要求していた。

 林芳正官房長官は26日の記者会見で、菅氏の一連の発言について「政府としてコメントすることは控えたい。国民の政治に対する不信の声を真摯(しんし)に受け止め、先送りできない課題に引き続き専念し、結果を出していきたい」と述べるにとどめた。 

このニュースに関するつぶやき

  • おそらく自分のところに選択的夫婦別姓などを推進するような安倍政権時代の鼻つまみ者や冷や飯組…極左で構成される反主流派を集めるのでしょうね。自民党の負の遺産を集めて何を狙うか…
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