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岸田政権発足からきょうで1000日です。内閣支持率は危機的水準から抜けられない中で、岸田総理はどこへ向かうのか。総理を日々ウォッチし続けている栂崎記者の報告です。
政権発足1000日の節目の日、岸田総理の姿は山梨県にありました。総理は半導体企業や、スマート農業などの現場を視察。現場の声に耳を傾けました。
9月の自民党総裁選に向け、地方票を掘り起こしたいのでは、との憶測も出るなか、政治とカネの問題をめぐり厳しい声があがっていることについては。
岸田総理
「厳粛にしっかりと受け止めなければならないと思っているが、これからも地方の声、あるいは現場の声、丁寧に聞いていく姿勢を大事にしていくことは大切だと思っている」
ある政府関係者は、「100日が政府の施策を示すタイミングであれば、1000日は結果が出るときだ」と話します。
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実際、防衛費の増額や原発政策の転換、支援金制度創設を含む子ども・子育て政策など、与野党から反発を受けながらも先送り出来ない課題を推し進めてきました。
政府内からは岸田総理について「よく言えば無邪気、悪く言えば批判を恐れない」と評価する声も聞かれます。
外遊から帰ってすぐ国会答弁に立ち、この一週間は毎日のように夜会合に臨むなど、総理周辺がギブアップしそうになるほど精力的に動き回る岸田総理。
9月の総裁選に向けて、出馬を断念するのではという声もありますが、そのような様子を感じさせない“鈍感力”と“タフさ”を見せています。