DAIGO、映画『仮面ライダーガッチャード』で変身「子どもの頃からの夢」 本島純政との“ガッチャ”秘話も

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2024年08月15日 13:00  ORICON NEWS

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『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』で未来の宝太郎を演じたDAIGO (C)ORICON NewS inc.
 アーティストで俳優のDAIGO(46)が映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』(公開中、『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット』も同時上映)に出演している。今作では20年後の一ノ瀬宝太郎役で出演し、仮面ライダーガッチャードデイブレイクに変身。ORICON NEWSでは、DAIGOにインタビューを実施し、変身した思いやキャスト陣とのエピソードを聞いた。

【動画】映画『仮面ライダーガッチャード』本予告 DAIGOが変身ポーズ披露

■出演は即決 同じ一ノ瀬宝太郎役の本島純政は「どこからどう見ても宝太郎」

『仮面ライダーガッチャード』(毎週日曜 前9:00/テレビ朝日系)は、錬金術によって生み出された人工生命体のケミーをめぐる、錬金術師たちの物語。封印から解き放たれた101体のケミーを「ガッチャ」する使命を与えられた仮面ライダーガッチャード。「人間とケミーが仲良く暮らせる世界」は訪れるのか?映画には、本島純政、松本麗世、藤林泰也、安倍乙、富園力也、熊木陸斗らレギュラーキャストが集結。歴史を揺るがす大事件の結末は劇場で。

――『仮面ライダーガッチャード』に出演が決まった時の感想からお伺いできればと思います。
【DAIGO】まさか自分が仮面ライダー役でオファーをいただけるとは思ってもいなかったです。46歳になって仮面ライダーになれるなんて本当に想定してなかった未来でした。だけど、そんな機会はめったにない。選択肢は2つだけ。やるか、やらないか。やろう、と即決でした。

――テレビシリーズでは声だけでしたが、映画では顔出しで出演します。
【DAIGO】やっぱり顔を出したいという思いもありました。仮面ライダーガッチャードデイブレイクの声をやって、ファンの皆さんの好意的な意見も多くて、すごくうれしかった。そういう中で映画にも出られて、1年間テレビシリーズでをしてる中で『仮面ライダーガッチャード』の世界に自分が入れるのは、とても光栄なことなので、すごくうれしかったです。これはぜひガッチャしたいと思いました。

――うれしかった反応で覚えているものがあれば。
【DAIGO】最初は声が誰なのかを隠しての出演で。その中で「これ、DAIGOじゃない?」みたいな感じでファンの皆さんがすごくわいていて。「出てほしい」というメッセージもあったりしたので、すごくうれしかったんです。出るとなって、キービジュアルも撮影したりして。すごいかっこいいキービジュアルで僕は出番がそんなに多くはないと思っていたら、めちゃくちゃ大事な役だったので気を引き締めた。この映画を素晴らしいものにするために、未来の宝太郎として、しっかりと全うしたいなという思いでした。

――キービジュアルは、とてもかっこいい仕上がりになっていました。
【DAIGO】本当にカッコいいキービジュアルができました。眼帯をつけるとか、衣装はもちろん制作のみなさんで、ほぼ決めてくださって。めちゃくちゃ素晴らしい衣装や眼帯のおかげで未来の宝太郎として、すごく入り込めた部分もあったので、やりやすい形を作ってくださったなと思いました。

――眼帯が、20年で何があったのかを示す意味深なメッセージとなりました。
【DAIGO】この20年で宝太郎になにがあったのか。そもそも純政くん演じる宝太郎は、人間とケミーが共存する世界を作っていきたいという思いで生きてる中で、20年後の宝太郎はどうしてああいうふうになってしまったのか。その理由が全て明らかになる。台本を読んで、さらに未来の宝太郎とシンクロしていく中で、すごく絶望を感じました。

――撮影では、本島純政さんとは、どんな話をされたのでしょうか?
【DAIGO】役どころに関して、もちろん純政くんはもうできあがってるというか、どこからどう見ても宝太郎なので(笑)。あとは僕がどうするかっていうところで。ある意味、台本を読んで自ずとそうなった部分でもあるんですけど、やっぱり対比というか、差をつけた方がより、その20年間を表現できるとは思っていました。ある意味、20年後の宝太郎として僕はやってく中で、監督からも細かいところでレクチャーはなかったので、たぶん思い描いてた方向性が同じだったと思います。

純政くんは本当にとにかく真面目で、元気で、ストイックで、エネルギーが満ちあふれている。この年の時の自分は、こんなちゃんとしてなかったなっていうぐらい、立派な方でした。本当に未来しか見えない。なので、僕自身もすごく影響を受けました。

■出演が決まって最大の反響は娘から「カードも大事に持ち歩いてます」

――顔も出して『仮面ライダーガッチャード』の仲間に加われた喜びはありましたか?
【DAIGO】「俺もガッチャできるんだ!」と本当にうれしかったし、映画は主に純政くんと、りんねを演じる松本麗世さん、加治木役の加部亜門くんと一緒のシーンが多かったんですけど「あっ本物だ!」という感じでした(笑)。本物の宝太郎、りんね、加治木がそこにいました。加治木くんはやっぱり超常現象の本を持ってるし(笑)。だからこそ、未来に生きる宝太郎として、いろんな感じる思いがありました。「みんな、そこにいるんだ」という。だから、とにかくうれしかったですね。

――出演が決定してからの反響は?
【DAIGO】仮面ライダーですから、とにかく反響も大きくて。やっぱり一番反響が大きかったのは、自分の娘です。「見たい!」と。仮面ライダーガッチャードデイブレイクのカードも大事に持ち歩いてますし。最近は、もう『ガッチャード』見たいって、ずっと言ってます。身近な反響が一番大きいです(笑)。うれしいです。仮面ライダーは、子どもたちのヒーローで憧れの存在ですから。それに自分がなれる、変身できる。変身ポーズもやりました。あと、5テイクぐらいやりたかったんですけど、すぐにOK出ちゃいました(笑)。かみ締めたかったんですけど、サラッと終わりました(笑)。

――変身ポーズについて本島さんから何かアドバイスは?
【DAIGO】W変身をしたんですが、純政くんは、やっぱりキレがいいんですよ。もう1年やってるし、若いし。こっちはキレを出すのに必死でした(笑)。力めばいいってものでもないので難しかったです。これも本当は5回ぐらいやりたかったですけど、サラッと終わりました(笑)。純政くんの変身は、さすが1年やってきた変身ポーズだけあって、いい意味で何回やっても同じようなキレがあって安定感がある。匠の技でした。

――「変身」というせりふを言った感想もお願いします。
【DAIGO】この先、何年かは、それでごはん食べていけちゃいそうです(笑)。誰もが憧れる変身ポーズを授かった、という気持ちです。映画で「変身」と言って変身できた。子どもの頃からの夢がかなう瞬間で感動しました。

――憧れの仮面ライダーはいましたか?
【DAIGO】我が家では『仮面ライダーV3』が人気でした。かっこよくて。今回、仮面ライダーガッチャードデイブレイクはオレンジの暖色系カラー。好きだった仮面ライダーV3と縁を感じます。

――過去に光の国でも変身しました。仮面ライダーの現場ならではだと思ったことは?
【DAIGO】普通の場所で戦うところですかね。以前やらせてもらったヒーローとは違う部分は、大きくならないところ。だからこそ、目の前でアクションを見られた。めちゃくちゃエキサイトしました。シンプルにカッコいいなって。46歳の僕でも『カッコいい!』と思うから、子どもたちはさらにカッコいいと思うんじゃないかな。本当にワクワクする現場でした。

――仮面ライダーガッチャードデイブレイクのビジュアルの好きなところはどこですか?
【DAIGO】暁の仮面ライダー、仮面ライダーガッチャードデイブレイク。カッコいいですよね。そのデイブレイクの意味も、この映画に込められているんじゃないかなって思います。あの色も、カッコいい。すごく大好きです。

――本島さんや松本さん、加部さんとは現場で、どんな話を?
【DAIGO】とりあえず純政くんとは「ガッチャ」の言い合いですよ!俺が「ガッチャ」と言うと純政くんが「ガッチャ」と全力で返してくれる。ほぼ、それでした(笑)。

――宝太郎同士ならではのやり取りですね(笑)。
【DAIGO】そうですね。こだまする「ガッチャ」。そんな感じでした(笑)。麗世ちゃんは本当にしっかりしていて。麗世ちゃんから「テレビで見てました!」みたいな感じで。うぃっしゅ!で一緒に写真を撮ったりしました。16歳なので、本当にうぃっしゅ!の全盛期には生まれていないぐらいなんです。それなのに知ってくれてるのは、うれしかったです。亜門くんは0歳から仕事をしているから。僕がちょっとレクチャーを受けてました。「このシーンって、いきなりフルマックスじゃないよね?」と、もう聞いてました(笑)。亜門くんは経験値がハンパないから。21歳だけど、亜門くんだけ同い年ぐらいかと思ったんです(笑)・なんでかなと思ったら芸歴がほぼ一緒でした(笑)。ある意味、同期。亜門くんもすごく才能あふれる役者さんだなと思いました。全員、性格も良すぎるぐらいいいし。本当に素晴らしい才能の方たちだなと改めて思いました。取り組み方も素晴らしい。僕が忘れかけてた何かを取り戻させてくれるそんな現場でしたね。

――最後にファンにメッセージをお願いします。
【DAIGO】GMGです。「(G)劇場で(M)みんなで(G)ガッチャ!」。ぜひ、心1つに仮面ライダーを応援してほしいなと思います!

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  • DAIGO「選択肢は2つだけ。やるか、やらないか。YRU  ──やろう、と即決でした」
    • イイネ!1
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