カロリー管理続かない人が作った「カロリAI」が話題に 管理をスマート化して“自分でも使えるアプリ”に

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2024年08月24日 18:00  おたくま経済新聞

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カロリー管理続かない人が作った「カロリAI」が話題に 管理をスマート化して“自分でも使えるアプリ”に

 AIを用いて簡単に日々の食事カロリー管理ができるアプリ「カロリAI」が話題になっています。


 食べたものの写真を読み込ませることで含まれる食材とカロリーを一発計算できるほか、ファーストフード店のメニュー名から検索して食事を登録することもできます。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 開発者の大渕雄生(新野ユキ)さんいわく、これまでさまざまなカロリー管理アプリを試したものの長続きしなかったそう。「写真のみで量や材料まで推定してくれるアプリがあれば継続できるのでは」という思いから、1か月半というスピードで完成させたといいます。


 新野さん自身が「毎日使ってストレスを感じないものを」という思いからこだわりぬいたという画面は、とてもシンプルで直感的。自らの体重、体脂肪率を設定したら、あとは1日3食と完食を登録していくだけという、明快なインターフェースになっています。


 月360円からのプレミアムプランでは、写真から自動的にカロリーを計算する機能が使用可能。スマホのカメラで食事を撮影するか、カメラロールから撮影済みの写真を読み込ませると、AIが画像を解析し、使用されている材料や量、カロリーを推定してくれます。


 「いままでのカロリー管理アプリの画像認識では『サラダ』と予測されていたものが、『ピーマン(50g)・キャベツ(50g)・パプリカ(20g)・ミニトマト(3個)』と予測できます。これらは手動で調整できるため、認識にミスがあっても簡単に修正できます」(新野さん)


 いちいち食材のカロリーを調べて入力しなくても、日々の栄養バランスを記録して見返すことが可能。AIによる食生活の改善アドバイスもSNSのコメントのような自然さで表示されるので、まるでSNSをしているような気軽さで食事管理が行えます。


 無料プランのユーザーは、食事登録画面からメニュー検索による入力が可能。一般的な料理はもちろん、たとえば「ビッグマック」など、ファーストフード店のメニュー名の検索にも対応しています。


 「今後は、買ってきた商品のバーコードを読み取らせてカロリー登録する機能の追加も考えています。バーコードが登録されていない場合でも商品の写真を撮るだけで、AIが栄養成分表示を読み取れるようにしたいと思っています」(新野さん)


 食事登録後は、摂取したタンパク質、脂質、炭水化物のバランスをグラフで確認できるほか、設定した目標体重と期間に応じて、無理なく到達するための理想カロリーと、そこまでの過不足度合いも確認可能です。


 「カロリAIはなかなかカロリー管理が続かなかった私が、自分でも使えるアプリを作るぞ!と開発したアプリです」と新野さん。「『ここまでAIが認識してくれるんだ』『カロリーの登録が楽だ!』と言うコメントもいただいているので、是非使ってみてください!」と語っていました。


 「カロリAI」はiOSに対応。App Storeからダウンロードできます。


<記事化協力>
新野ユキさん(@yuki_arano)


(天谷窓大)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024082403.html

このニュースに関するつぶやき

  • カロリーという概念がもうけっこう古臭いんではないかと思う 農水省の食料自給率計算もダイエットの効果としてもカロリーを軸に考えるというのはあんま意味ない
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