元イングランド代表監督エリクソン氏が逝去…日韓W杯ベスト8進出、ラツィオでセリエA制覇

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2024年08月26日 22:05  サッカーキング

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スヴェン・ゴラン・エリクソン氏
 イギリスメディアの『スカイスポーツ』はイングランド代表などを率いたスヴェン・ゴラン・エリクソン氏が、76歳で亡くなったと報じた。

 母国スウェーデンで指導者キャリアを始めたエリクソン氏は、IFKヨーテボリでUEFAカップ優勝を果たしたあと、ベンフィカやローマ、フィオレンティーナ、サンプドリアなどを渡り歩き、1997年にラツィオの監督に就任。1999−2000シーズンにはセリエA優勝へと導いた。その後、2001年からイングランド代表の指揮官に就任。史上初の外国人監督として、デイヴィッド・ベッカム氏ら“黄金世代”を率いて、2002年日韓ワールドカップ(W杯)、EURO2004、2006年ドイツW杯のベスト8進出へ導いた。

 膵臓がんを患っていることを公表し、今年1月には「長くてもあと1年しか生きられない」と明かしていたエリクソン氏。26日に同氏の家族が「長い闘病生活の末、スヴェン・ゴラン・エリクソンは午前中に家族に見守られながら自宅で亡くなりました」と発表した。

 同氏は生前、自身のドキュメンタリー番組『スヴェン』で「私は良い人生を送った。私たちはみな死ぬ日を恐れていると思うが、人生には死もつきものだ」と語り、続けて「あるがままに受け入れることを学ばなければならない。願わくば最後には人々が『そうだ、彼はいい人だった』と言ってもらいたい。けれど、誰もがそう言うわけではないだろう」と大きな病気と戦っていた心境を吐露。

 そして、自身について「できることをすべてやろうとする前向きな男として覚えていてほしい」とし、「申し訳ないと思うのではなく、笑顔でいたい。コーチ陣、選手たち、観客の皆さんすべてに感謝します。素晴らしい人生を過ごすことができました。自分自身と自分の人生を大切にしてください。そして、それを生きてください。さようなら」とメッセージを発していた。

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