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10月27日に投開票された衆院総選挙で、与党過半数を割る大敗を喫した自民党。非公認や重複立候補禁止といったペナルティが課された“裏金議員”たちの多くが落選したが、萩生田光一氏(61)や松野博一氏(62)といったかろうじて当選した非公認議員も。そして自民党は10月30日に非公認とした6名の会派入りの方針を決めた。
しかし、裏金問題で国民の信頼を裏切った議員らの“早すぎる会派入り”には批判が吹き荒れるている。
そんななか、自民党の元衆議院議員・金子恵美氏(46)が11月3日放送の『サンデージャポン』(TBS系)に出演。当選した裏金議員をめぐる持論を展開したのだが、これが物議を醸している。
会派入りの動きが番組で取り上げられると、金子氏はこう語った。
「本来、選挙という民主主義のプロセスを踏んでいたら、国民のみなさんから批判はあるかもしれないですけど。やっぱり、勝ち上がった人って、ひとつ禊ということで、済んでることになるんです。政治とお金の問題は解決してないんですけど……」
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続けて「落選した人がいるわけだから、この方々はまだ厳しい審判をくだされて禊途中な人わけだから。国民の皆さんには感情からするとついてはいけないことだけど、政治判断としてはここは腹をくくってやらなきゃいけないのに、こんな中途半端な処分をしたっていうことに、石破体制のこれまた悪いところだなと思いますね」と話していた。
金子氏としては、石破茂首相の判断を「中途半端」だと批判する意図があったようだが、会派入りさせた確かに選挙に勝ったとはいえ、疑惑を持たれた議員たちに対して「禊が済んだことになる」としたことにX上では疑問の声が続出している。
《禊ぎが済んだとかいう前に、説明責任を果たしていなかった時に、コメントをするべきだ。金子恵美の様なコメンテーターは要らない》
《選挙で勝ったからと言って責任を終えたことにはならない》
《アホ、選挙は裁判所じゃねーだろ》
《金子恵美氏だけの勝手な解釈ね。多くの国民庶民はそんな事誰も認めていない》
《いつから選挙の当落に禊なんて効能が付いた?それなら落選した裏金議員は政界から身を引くんだな?本当に薄っぺらい人》
いっぽうで、当選したことは“民意”だとして、金子氏の持論を支持する声もあった。
《申し訳ないけど、そうだとしか思わないわ 勿論、裏金も何も許す気はないけど、選挙の「一票」はそれぐらい重いってコトです》
《金子さんの言ってることは正論です》
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