子どもが修学旅行となると、実家や義実家からお小遣いをいただくこともあるでしょう。そうすると大人の立場からは、お土産を買おうと思えるのですが、当人は小学生。しかも時間がしっかり決められている修学旅行だと、お土産を買う時間がなかったり忘れてしまったりすることがあるかもしれません。ママスタコミュニティのあるママのお子さんは、義実家へのお土産を忘れてしまったそう。
『小学校の修学旅行があり、数日前に旦那の実家からお小遣いをもらいました。事前に、限られた時間とお金だから、自分の好きなものを買っておいで。もし買えたらきょうだいにお菓子を買えたらいいねという話をしました。子どもは、自分用の小物や家族にお菓子を買ってきてくれました。しかし、旦那が実家へのお土産がないことに大激怒。お金をもらっておいてお土産を買ってこないなんて非常識だ! と怒鳴りました。私が子どもに言ってしまったことや旦那の実家へは改めて私と子どもでお礼を持っていくことを言いましたが、旦那は怒っています。私の母親としての対応は間違いだったでしょうか』修学旅行ではある程度スケジュールが決まっていますし、お小遣いの金額も限られています。そのため子どもは義実家のお土産を買うことができなかったようです。でも旦那さんは、お小遣いをもらっておきながらお土産を買ってこないのは失礼と感じてしまうのでしょう。子どもに対してかなり怒っている様子です。それを見て投稿者さんも自分の言葉に反省をしているのですが、ほかのママたちはどう考えるのでしょうか。
「まずは好きなものを。もし買えたら買ってきて」の言葉。ほかのママたちはどう考える?
投稿者さんと同じことを伝える
『うちもお小遣いをもらったけれど、限られた時間とお小遣いだから自分の好きなものを買っておいでと送り出したよ。お土産を選んでいたら、それで時間もお金も終わってしまうし』子どもに対しては投稿者さんと同じようなことを伝えるママもいます。せっかくの修学旅行ですから、思い出のためにも自分のものを優先してもよいですよね。お土産を選んだり買ったりする時間やコストを考えると、義実家のものがないのは仕方ないのかもしれません。
お土産を買ってくるように話したほうがよかったのでは?
『旦那さんも怒りすぎだけれど、義実家にも何か買うように言うべきだったと思う』
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『お小遣いをもらったんでしょ? 子どもならわからないだろうから、私ならコソッと「おばあちゃんたちに小さいお土産を1つ買ってね」と言うよ』小学生の子どもには、お小遣いをもらったらお土産を買ってくるものというマナーが、理解できない場合もあるのでしょう。それに自分のお土産を優先してもいいと言われたら、その通りにしてしまうものですよね。親が一言、義実家にもお土産を買ってくるように伝える必要があったのかもしれません。
激怒した旦那さんに対して思うこと
『義実家ではお土産そのものも嬉しいだろうけれど、持って行ったときに旅行の話をしたり写真を見たりしたかった気持ちを察してほしかったんじゃない?』旦那さんが子どもに対して激怒したのは、親の気持ちを考えたからこそなのかもしれません。義両親が孫にお小遣いを渡したのは、それで楽しんできてほしいという思いもあるでしょうが、旅行のお土産話を聞きたかったとも考えられます。孫にも会いたいでしょうから、その機会を作るためだった可能性もありますね。その機会が作れなくなってしまったこともあり、旦那さんは怒ってしまったのかもしれません。
『私は旦那さんよりの考えだけれど、激怒することではないよね。旦那さんだって親なんだから、自分の対応も反省する部分があるでしょうって思う』旦那さんが怒る気持ちもわからなくはないですが、その前に自分が子どもにお土産を買ってくるように伝えなかったことを、改めて反省する必要があるのでしょう。母親に任せていたのでしょうが、確認をすることはできましたよね。自分は何もしないでいたのに、子どもに対して激怒するのは親として適切な対応とは言えないのではないでしょうか。
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成長の機会だったのかも
『これを経験にして、次はちゃんとお土産を買えるようになるよ。何事も勉強!』
『何かしてもらったら、しっかりお礼をするのはマナーと子どもには教えたいかな』お土産のことで子どもが父親から怒られてしまったのは、せっかくの楽しい修学旅行の思い出をを台無しにしてしまうことかもしれません。そう考えると、激怒しなくてもいいのではないかと思えてしまいますね。一方では、今回のことは子どもにとっても学びの場だったとも言えそうです。修学旅行などでお小遣いをもらったら、お礼としてお土産を買うのは良好な人間関係を築くためにも必要でしょう。そのことがわかったのですから、次からはきちんとお土産を買えるようになるのではないでしょうか。
『怒ることではないけれど教えることではあると思うよ。感謝とかお礼を形にするのは、大人になってからの社交性がスマートになると思うからね。今回はそういう意味も込めて、お小遣いをもらったから好きなものを買えて楽しかったことを伝えたり、思い出話を聞かせたりしたらどうですかね』今回はモノとしてのお土産はないものの、子どものお土産話はありますよね。それと一緒にお小遣いのお礼を持って義実家に行ってみてはいかがでしょう。義両親はお土産というよりは、孫からお土産話を聞くことを楽しみにしているのでしょう。子どもが楽しそうに話すことが1番のお土産になるかもしれませんよ。
文・こもも 編集・みやび イラスト・Ponko
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