先日、求人サイト「タイミー」に掲載された「深夜の夜道で猫を探す」という怪しいバイトの求人広告がX(旧Twitter)で大きな注目を集めた(※現在、当該広告はサイトから削除済み)。
業務内容は、「指定された道を通り、猫がいたところを地図上で印をつけるだけ」。情報漏洩防止として、アルバイトする人の「携帯電話」や「荷物」を事業者が預かる、と記されている。
「闇バイトで強盗する家探しにしか見えないんだけど」「単なる猫探しで携帯と荷物を預かるのがすでに異常」と、求人サイトには不安の声が殺到。
それを受け、マルコ(@met_voxx1984)さんが、「猫って隠語でレクサスとか高級車のことやで」と、衝撃的なポストをXに投稿。27万3千以上のいいねがつき、多くの反響が寄せられると共に、Xのトレンドになった。
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「夜道で猫を探す」→「深夜、高級車を確認」
「マジで為になる情報!」
「猫動き回るのに、いたとこを地図上で印つけるって意味不明だもんな…」
「携帯預かるってところがまた怪しさ満点」
「盗む車をGoogleマップで見つけて、その車が本当にあるか印をつけるバイトですね。深夜帯に駐車されていれば就寝してる可能性が高いので、後にその時間に犯行を計画する。スマホ等を一時的に没収するのは足がつくから」
「猫探しで情報漏洩気にして携帯とか預かるってだけでおかしな仕事だと気づかないとね」
さらに続けて、「監視カメラは逆に"鳥"。吠える犬が在宅するなら、犬。こういう闇寄りのグレーな求人を見つけたら、迷わず#9110番に連絡して、警察に情報提供してあげてクレメンス」と、Xに投稿していたマルコさん。
「闇組織や反社会的勢力側ではなく、むしろそれらを潰し追う側の人間です」というマルコさんに、急増する悪質な犯罪から車を守る方法を聞いた。
圧倒的に狙われるのはあの高級車!
ーーなぜ「猫=高級車」なのですか?
「キーボードの『QWERTY配列』が由来です。『R』の横は『T』なので、CARと入力する際の打ち間違いによるCAR=CATという、海外のネットスラングの一種だと思います。個人的な見解としては、昔から日本では"手押し車"や"一輪車"のことを『ネコ』と呼びますよね。日本の場合はあの『ネコ=猫』が語源だと思います。何しろ、人の手や足がないと"動き"ませんからね(笑)」
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玄関先の「青空駐車」は危険
ーー狙われやすい車種は?
「トヨタ車のアルファード、プリウス、ハリアー、ランドクルーザーなどですね。なかでも圧倒的に多いのがレクサス車(LX、RX、NX、LS等)ですが、日本車の比較的年式が新しい、特にSUV車の全ては、どこかから的にされている/常に狙われている、と考えてもらっていた方がいいです」
ーー個々でできる盗難対策はありますか?
「外壁やガレージシャッターなどのない今どきの一軒家の玄関先などに、高級車やグレードの高い日本車を置く行為は、犯罪組織や狙ってる者たちに対して、盗ってください、持って行ってくださいと表明しているぐらい危険です。高級な部類の車を安心安全に所持したいなら、昨今の日本の不安定な状況においては、垂直循環方式やエレベータ方式の機械式駐車場くらいでしか到底防げないと思います」
ーー建物内に収納するタイプの立体駐車場ですね。
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「中古車販売店などの青空展示による販売方法も、そろそろ考え直すべき時期かもしれません。お店ごとに立体駐車場を設置し、そのなかに販売車を格納するなど、各々で防衛していただきたいです」
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今回大きな注目を集めた「猫=レクサス(高級車)」というマルコさんの投稿に対して、Xにはもふもふの「レクサス(猫)」たちの写真も殺到。「#うちのレクサス」というトレンドワードも誕生した。
「全国の可愛いがすぎるレクサス&高級車パラダイスになっとるやん!最高だよ。全国の飼い主……いや、オーナー様、本当にありがとう。これが私の望む世界、これがラブ&ピース」(マルコさんのXの投稿より)
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)