群馬・前橋市の交差点でトラックと乗用車、計4台が玉突き事故　女性が意識不明の状態で救急搬送　追突したトラックを運転していた男を現行犯逮捕

けさ、群馬県前橋市で乗用車にトラックが追突するなど4台の車が絡む事故があり、乗用車を運転していた41歳の女性が意識不明の重体です。

午前9時15分ごろ、前橋市上泉町の交差点で、目撃者から「車4台の事故」と110番通報がありました。

警察によりますと、信号待ちをしていた乗用車に後を走ってきたトラックが追突。さらに、前に止まっていたトラックと乗用車が巻き込まれ、あわせて4台が絡む玉突き事故が起きたということです。

最初に追突された乗用車は前に止まっていたトラックとの間に挟まれて後部が大破し、運転していた41歳の会社員の女性が意識不明の状態で病院に搬送されました。

また、追突されたトラックの運転手（59）と別の乗用車を運転していた男性（74）も軽いけがをしました。

追突されたトラックの運転手
「信号待ちをしていたら、急にキューっと音がしたと思ったら、ドンって、自分は前に押し出されちゃって。私もトラックから降りて一緒に救出して、女の子にしっかりしてしっかりしてって声かけて、脈とったり表に出したっていう感じ」

警察は、最初に追突したトラックを運転していた運送会社社員・小野寺新一容疑者（43）を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。小野寺容疑者は容疑を認め、「間違いありません」と供述しているということです。

警察は事故の原因を詳しく調べています。