アニメ『みどりのマキバオー』のスピンオフ新作ショートアニメ『どこでもマキバオー』が制作され、WEBアニメブランド「スキマノアニメ」公式YouTubeチャンネルなどで16日より配信されることが決定した。キャストは1996年のテレビアニメ版から続投し、うんこたれ蔵(ミドリマキバオー)役を犬山イヌコ、チュウ兵衛役を千葉繁、菅助役を桜井敏治が務め、アニメーション制作はDLEが担当する。
【写真】んあー!楽しみなのねー! 新作に喜ぶマキバオー役の犬山イヌコ 『みどりのマキバオー』(原作者:つの丸)は、『週刊少年ジャンプ』で1994年〜1998年にかけて連載された漫画が原作で、テレビアニメが1996年〜1997年にかけて放送。名馬の血を引くサラブレッドでありながら、ロバのように小柄で珍妙な見た目をした馬・ミドリマキバオーが、ネズミのチュウ兵衛や調教師の飯富昌虎、騎手の山本菅助と共に成長し、「白い奇跡」として日本競馬界に名を轟かせる存在になっていく物語。
コメディータッチな作風とシリアスなスポ根要素を織り交ぜた作品で人気を博し、2007年には続編となる『たいようのマキバオー』、2011年からは『たいようのマキバオーW』として2016年まで連載された。
今回の新作WEBアニメは漫画連載30周年を記念して制作されたもので、監督は『秘密結社 鷹の爪』を手掛けたFROGMANが担当。マキバオー、チュウ兵衛、菅助たち3人が「先着限定1名のデパ地下グルメ争奪戦」「海岸で誰がゴミを1番多く拾えるか」など日常生活に潜むさまざまな「レース」に参戦し、お馴染みのライバルたちと1着を目指して競い合うストーリーとなり、FROGMANらしいユーモアに溢れたギャグ作品に仕上がっている。
■原作者:つの丸のコメント
『みどりのマキバオー』をあのFROGMANさんの世界観で作り直すというのでどんだけメチャクチャにされるんだろうとワクワクしつつヒヤヒヤしてましたが、キャスト(犬山イヌコ、千葉繁、桜井敏治)がオリジナルの世界観を守る鉄壁の布陣だったので安心しました!無茶苦茶にふざけ倒すFROGMANワールドの中でしっかりふざけながらキャラを守りきるキャストの攻防をどうぞお楽しみください!
■マキバオー役:犬山イヌコのコメント
んあー!みんなー!ひさしぶりなのねー!こんど『どこでもマキバオー』っていうのが始まるのよね。チュウ兵衛親分と菅助くんも一緒でとってもうれしいのねん というわけで、こんにちは。マキバオーこと、うんこたれ蔵役の犬山イヌコです。わしにとって宝物のような作品『みどりのマキバオー』がなんと新たなカタチで作品になっちゃいます。くだらなさ爆発の気配(笑)。んあー!楽しみなのねー!
■監督:FROGMANのコメント
どこでもレースが始まる、それが『どこでもマキバオー』の世界。常在戦場、その瞬間にあなたも巻き込まれるかもしれません。競馬場を越えて、街や森、どんな場所でもマキバオーたちが熱く駆け抜けます。懐かしのキャラクターたちも登場し、笑いと感動が詰まったシュールでドラマチックなレースをお楽しみに!